政治資金規正法の再改正をめぐり、自民党は今月16日の採決を目指して野党側に修正案などを打診していますが、非公開の支出などで折り合わず、協議は難航しています。
衆議院・政治改革特別委員会では、与野党が提出したあわせて9本の法案が乱立し、異例の審議が続いています。
自民党は支出の一部を非公開にできる「公開方法工夫支出」を新たに作るよう提案していますが、野党側は「新たなブラックボックスになる」と反対し、与野党の協議が続いています。
関係者によりますと、自民党は13日、「公開方法工夫支出」を削除した修正案を立憲民主党側に打診しました。
しかし同時に、「公開方法工夫支出」を附則に検討事項として残すなど、将来、非公開の支出を復活できる内容だったということで、立憲はこれを拒否しました。
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立憲幹部は「その案は既に断った。ボールは自民側にある」としています。