ブレーメンに所属するU−20ドイツ代表GKミオ・バックハウス(長田澪)に、スタメンのチャンスが巡ってくる可能性がありそうだ。13日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。
2004年4月16日生まれのバックハウスは、ドイツ人の父親と日本人の母親の下、メンヘングラートバッハで生まれた。川崎フロンターレの育成組織に在籍していたことがあり、U−15日本代表でのプレー経験もある。
バックハウスは2023−24シーズンに期限付き移籍先のオランダ1部フォレンダムで活躍し、バルセロナやブライトンからの関心も報じられている。今季からはブレーメンのトップチームに戻り、全試合でベンチ入りしているものの、スタメンの機会はまだ訪れていない。
そんななか、ブレーメンの正GKを務めるドイツ人GKミヒャエル・ツェッテラーに移籍の可能性が浮上している。報道によると、元ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラの後継者を探すガラタサライが、29歳のツェッテラーに関心を示しており、同選手を獲得リストのトップに載せているという。
ブレーメンとツェッテラーの契約は2027年夏まで残っている。ただ、同クラブは将来有望なバックハウスが控えていることもあり、適正価格のオファーが届けばツェッテラーの売却を受け入れる方針のようだ。
ブレーメンはバックハウスを次の守護神にしたいと考えており、ツェッテラーが今季残留する場合でも、シーズン終盤はバックハウスにブンデスリーガでの出場機会を与える可能性がありそうだ。