大みそか『RIZIN DECADE』(さいたまスーパーアリーナ)第1部で予定していたライアン・ガルシアvs.安保瑠輝也戦が、ガルシアが練習中に手を負傷しドクターストップとなったため、延期されることが決定した。詳しい診断名は改めてアナウンスされる。
【試合写真たっぷり】『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』昇侍 vs. 芦澤竜誠 RIZIN運営はこの試合について「2025年の春先に国内外での開催を予定しております」と説明。また第1部の内容変更については、詳細が決定次第、報告となる。
ライアンは延期について謝罪とともに、「私ほどがっかりしている人はいません」とコメント。安保は「残念ですが、怪我で動けないライアンを倒してもしょうがない」「オレはいつだってOKだぜ!」と高いモチベーションを維持している。
【選手とアメリカで中継する『FANMIO』CEOコメント】
■ライアン・ガルシア
私は日本での今後のエキシビション試合に向けて熱心に準備し、ここ数週間ダラスで一生懸命トレーニングしてきました。残念ながら、トレーニング中に手を負傷し、有名な専門医であるシン医師に診てもらうためにロサンゼルスに戻りました。シン医師は、12月30日の試合を延期するよう私に勧めました。これは一時的な後退に過ぎず、試合の新しい日程をすぐに発表する予定です。ファン、FANMIO、RIZINに延期について心からお詫び申し上げます。私ほどがっかりしている人はいません。応援してくださってありがとうございます。
■安保瑠輝也
ライアンが怪我でドクターストップと聞きました。本当に残念です。本当に残念ですが、怪我で動けないライアンを倒してもしょうがないので、早く治して万全の、100%のライアン・ガルシアで戻ってきて欲しい。まあでも、仮にこのまま大晦日にオレとやれていたとしても、どのみちオレにぶっ飛ばされて、怪我して病院送りになっただろうから、どうなってもお前は病院送りだったってことだな。病院に愛された男ライアンよ、しっかり療養してくれよ!オレはいつだってOKだぜ!
■FANMIO サロメン・エンゲルCEO
ライアン選手に起こったことは残念です。彼の健康と早い回復を祈っています。このエキサイティングなイベントの新しい日程をすぐに発表できることを楽しみにしています。
この試合は先月18日にガルシアが自身のSNSで発表。同27日にアメリカ・ロサンゼルスで両者そろった会見が行われ、「スポーツマンシップもリスペクトもないお前に武士道を叩き込む、F**K You!!」と挑発すると、ガルシアも「彼に興味がないしいまだに誰か知らないが、尊敬するマニー・パッキャオをKOしに行く姿勢がムカついた。F**K You!!」と応じ、一気に対戦ムードを高めた。
今月3日には日本で会見第2ラウンドが行われたが、ガルシアが来日せず、安保も寝坊して時間に間に合わなかったため、主役不在の事態に。それでもリモートで参加した2人が激しいトラッシュトークを繰り広げ、日本のファンにも大きなインパクトを残した。