10年間でどれだけ賞金額は増えた? 14年の有馬記念覇者ジェンティルドンナの賞金額を現代に換算してみると

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2024年12月16日 18:15  netkeiba

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ジェンティルドンナ(撮影:下野雄規)
 秋古馬三冠を狙うドウデュースが有馬記念を勝てば、総獲得賞金が22億円を超え、歴代1位に浮上する。近年は賞金増額の知らせが相次いでいる日本競馬。有馬記念も10年前には2億円だったが、昨年から5億円となった。そこで気になるのは過去の活躍馬が、現在の賞金額だったら総賞金がいくらになるのか。有馬記念でのラストランから今年で10年が経つジェンティルドンナを参考に調べてみた。

 さっそくだが、24年時点の金額に換算した場合の各レース獲得賞金は以下の通り。

【現代賞金に置き換えると…】
新馬(2着) 290万円
未勝利(1着) 550万円
シンザン記念(1着) 4100万円
チューリップ賞(4着) 780万円
桜花賞(1着) 1億4000万円
オークス(1着) 1億5000万円
ローズS(1着) 5200万円
秋華賞(1着) 1億1000万円
ジャパンC(1着) 5億円
ドバイSC(2着) 1億6968万円
宝塚記念(3着) 5500万円
天皇賞(秋)(2着) 8800万円
ジャパンC(1着) 5億円
京都記念(6着) 0円
ドバイSC(1着) 4億9207万2000円
宝塚記念(9着) 0円
天皇賞(秋)(2着) 8800万円
ジャパンC(4着) 7500万円
有馬記念(1着) 5億円

合計 29億7695万2000円
※付加賞含まず、本賞金のみ。
※海外賞金はフランスギャロ発表の24年公式レート「1ドル=141.4円」で換算

14年当時の総賞金 17億2603万400円

 ジェンティルドンナの総獲得賞金は17億2603万400円だが、現在の額に換算してみると、ウシュバテソーロの22億3957万6400円を超え、歴代1位に相当する金額になった。ジェンティルドンナが12年、13年に連覇したジャパンCは当時1着2億5000万円、有馬記念は1着2億円。それらのレースが1着5億円まで増額されたほか、GIIやGIIIも軒並み高くなっているため、10億円以上も増える結果に。賞金額のインフレを改めて感じさせる結果となった。

【日本馬の歴代獲得賞金ランキング】
1位 ウシュバテソーロ 22億3957万6400円
2位 イクイノックス 22億1544万6100円
3位 アーモンドアイ 19億1526万3900円
4位 キタサンブラック 18億7684万3000円
5位 パンサラッサ 18億4466万3200円
6位 テイエムオペラオー 18億3518万9000円
7位 ドウデュース 17億7587万5800円
8位 ジェンティルドンナ 17億2603万400円
9位 オルフェーヴル 15億7621万3000円
10位 ブエナビスタ 14億7886万9700円

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