「お留守番になるかも」大谷翔平、愛する家族との日本帰国に立ちはだかる障壁

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2024年12月17日 11:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

3月15日、開幕戦が行われる韓国に到着した大谷翔平夫妻。デコピンはいない 写真/共同通信社

 世界的人気を誇る大谷翔平だが、さらなるスターの仲間入りを示すデータがアメリカで発表された。

「アメリカのペットシッターサイト『Rover』が2024年に人気だった犬の名前を発表しました。それによると、スポーツ関連の名前ではアメフト選手やバスケ選手の名前が人気の中、大谷選手の“ショーヘイ”が新たにトレンド入りしたそうです」(現地メディア関係者)

 ペットシッターサイト『Rover』の広報担当者に聞くと、

「2023年の調べでは、犬や猫に“ショーヘイ”と名づけた人はいませんでした。今年が初めての登場で、カリフォルニア州の犬と猫の名前のリストに“ショーヘイ”と載りました」

 今年から大谷の名前がペットに名づけられるようになったのは、どういった要因があるのか。

「“家族”である犬や猫の名前を選ぶとき、お気に入りのアスリートや有名人、ポップカルチャーからインスピレーションを得ることが多いです。大谷選手の歴史的な2024年シーズン、数々の賞、ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ優勝への貢献が要因と考えられます」(『Rover』広報担当者)

デコピン“留守番”の可能性

 スポーツ選手の名前を取ってペットに名づけるのはアメリカではよくあることなのか。長年アメリカで取材をする梅田香子さんに話を聞いた。

「ベーブ・ルースから取って“ベーブ”とつけるように、スター選手の名を犬の名前にするのはよく聞きます。ブルワーズが2014年の春季キャンプで球団施設に迷い込んできた子犬を保護。飼い主が現れなかったため、球団で飼うことに。子犬は“ハンク”と名づけられたのですが、これは通算755本塁打を放ったハンク・アーロンから取っています。大谷選手もワールドシリーズに出場して、これまで以上に知名度が上がり、歴代の名選手と並ぶ域に達したのでしょう」

 家族の一員であり、よく名前を呼ぶからこその課題も大谷はクリアしたようだ。

「日本人の名前は、欧米人が発音しにくいことも少なくないのですが、“ショーヘイ オータニ”は現地の人にも発音しやすい。そういった意味でも大谷選手の名前はペットにつけやすいのでしょう」(梅田さん)

 犬の名前にもなった“ショーヘイ”と切り離せないのが愛犬のデコピン。

「始球式も話題になりましたし、優勝パレードやMVP発表のときも大谷選手のそばにデコピンがいました。来年3月に日本で開幕戦が行われますが、大谷選手と一緒に帰国することを期待するファンもいます」(在米ジャーナリスト、以下同)

 ところが、犬を日本に連れてくるには“障壁”が立ちはだかっている。

海外から犬を日本に連れてくるためには、事前の届け出のほかに、マイクロチップの埋め込みや狂犬病ワクチンを2回以上接種させなければならず、抗体ができているかの検査を受けなければなりません。煩雑な手続きを日本に入国する半年以上前からしなければいけないので、簡単には連れてこられないです。デコピンはアメリカで“お留守番”になるかもしれません

 デコピンの初来日は“待て”となるか、それとも─。

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