ニューバランスのグレーコンセプト大阪1号店が堀江にオープン、国内初の路面店 若年層の取り込み強化

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2024年12月17日 18:51  Fashionsnap.com

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店舗外観

Image by: 南充浩
 「ニューバランス(New Balance)」が12月16日、大阪市・北堀江に、同社のグレーコンセプト店「ニューバランス堀江店」をオープンした。これは、1997年に国内第1号のオフィシャルストアとしてオープンした「ニューバランス大阪店」をグレーコンセプト店としてリニューアルしたものとなる。

 ニューバランスのブランドカラーであるグレーを反映した「グレーコンセプト店」は通常店に比べると、高価格帯・ファッション用途のアパレル商品が多めのライフスタイル店という位置付けで、この堀江店は国内7店舗目で大阪1号店。ただ、他の6店舗が商業施設内のテナントであるのに対して堀江店は国内初の路面店となる。店内は地上1階と2階の2層構造で、バックオフィスやストックも合わせて店舗面積は281.7平方メートル。1階はシューズ、レディースと東京デザインスタジオニューバランス(TDS)、2階はシューズ、メンズ、メイドインUKとメイドインUSAを並べる。ビジカジ対応の機能性デイリーウェア「MET24」はメンズ、レディースをそれぞれ1階と2階に分けて展開する。また、スケートボード用途として開発され、デイリーカジュアルファッションとしても活用される「ニューバランスヌメリック」も扱う。

 取扱い品目は、シューズが約100SKU、アパレルが約150SKU、アクセサリーが約90SKU。通常店よりもアパレル商品の品目を増やしており、シューズの約1.5倍となる。同社は「通常店に比べて高単価商品が多いので、買い上げ平均単価は通常店よりも高めの2万〜2万5000円を想定(通常店は1万円前後)している」という。
 同店は、オフィシャルストア国内第1号店としてオープンしてからすでに27年が経過しており、根強い固定客もいることから、「顧客ターゲットは旧店からの昔ながらの顧客に加えて、ファッション好きな若い世代」と設定。9月27日に近隣の心斎橋筋商店街にオープンした「ニューバランス心斎橋店」と住み分けつつ相互補完効果も期待する。
南 充浩 (Mitsuhiro Minami) ファッションライター 繊維業界新聞記者としてジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下までを担当。 同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。その後、ファッション専門学校広報を経て独立。 現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

◾️ニューバランス大阪店オープン日:2024年12月16日(月)所在地:大阪府大阪市西区北堀江1-6-2 サンワールドビル営業時間:11:00〜19:00

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