ワールドトライアスロン(旧国際トライアスロン連合)のアントニオ・アリマニー会長(56)が、29年世界シリーズファイナルの横浜開催を熱望した。今年10月に就任した新会長は18日、都内で取材に応じ、年間王者を決める同ファイナルを「ぜひ横浜で開催したい」と発言した。
世界シリーズが始まった09年から、横浜では毎年大会が行われている(20年を除く)。横浜市も海港170周年となる29年にファイナル開催を目指しており、新会長の発言は追い風だ。同会長によれば、今年10月にスペイン・トレモリーノスで行われたファイナルに海外から2万人近く訪れ、経済効果は4000万ユーロ(約64億円)に及んだという。同会長は「トライアスロンの発展に日本はとても大事な国」と話した。
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