イオンモールは12月18日、駐車場内の通路に太陽光パネルを設置する実証実験を開始したと発表した。イオンモール日の出(東京都日の出町)で、2024年9月から2027年8月まで実施する。太陽光路面発電事業などを展開する、MIRAI-LABO(東京都八王子市)との協業。
【画像】平面駐車場の「路面」に敷設された太陽光パネル(計1枚)
イオンモールは「2040年までに、直営モールを100%地産地消の再生可能エネルギーで運営すること」を目標に掲げる。これを実現するために、従来推進してきた屋根上やカーポート上の太陽光パネル以外にも、新たな発電可能スペースを模索する必要があるとして、今回の試みを開始したという。
実証実験では平面駐車場の通路路面に、MIRAI-LABOが開発した太陽光パネル「Solar Mobiway」48枚を設置。人や車両の往来がある中での耐久性や、年間の日射量や発電量などを検証する。
日中に発電した電力は蓄電池に貯め、夜間に植栽のイルミネーションなどに活用する。また、災害時を想定し、スマートフォン・パソコンの充電にも活用可能か検証する。
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