米Microsoft傘下のGitHubは12月18日(現地時間)、Visual Studio Code上で「GitHub Copilot」を無料で利用できるようにしたと発表した。これにより、ユーザーは「Visual Studio Code」(VS Code)内でGitHubアカウントにログインするだけで、追加料金なしにCopilotによるコード補完や提案を得られるようになる。
現時点ではVS Code向けのGitHub Copilotが無料提供の対象だ。従来は、メンテナーなど一部の認証されたユーザー以外は月額10ドルからの有料だった。なお、JetBrains IDEやNeovimなど、VS Code以外の環境でCopilotを利用する場合は、引き続き有料プランへの加入が必要だ。
また、無料版にはいくつかの制限がある。例えば、アクセスできるコード補完は1カ月当たり2000件までで、Copilotとのチャットによる質問やコード生成のリクエストは50件まで。また、Copilotの基盤となるLLMの切り替えは、米Anthropic Claude 3.5 Sonnetと米OpenAIの「GPT-4o」に制限されている。
GitHubはまた、プラットフォーム上の開発者数が1億5000万人になったことも発表した。
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