【フィギュア】GPファイナル銀の千葉百音は「ほどよく信じる」初優勝へ「自分のできることを」

20日開幕のフィギュアスケート全日本選手権（大阪・東和薬品RACTABドーム）で初優勝を目指す千葉百音（19＝木下アカデミー）が、今大会のテーマに「自分を“ほどよく”信じる」と掲げた。

19日、会場で公式練習を実施。フリーの曲かけでは、フリップ−トーループの連続3回転ジャンプや3回転ループなどを着氷。本番に向けて順調に調整し、「滑りやすい印象。このまましっかり調子を上げていきたい」と声を弾ませた。

今月上旬にフランスで行われたグランプリ（GP）ファイナルでは、初出場ながら銀メダルを獲得。全日本選手権3連覇中の坂本花織を抑えての成果だったが、6度目の出場となる今大会は「みんながこの大一番に合わせてくる。また違う試合になる」と警戒感を示す。「背水の陣で臨んだ」という昨年の2位超えへ、「ファイナルで自信がついたところを過信せず、ほどよく信じて自分のできることをしたい」と力を込めた。

女子ショートプログラム（SP）は20日、フリーは22日に行われる。