日本陸連は19日、今年活躍した選手を表彰する「日本陸連 アスレティックス・アワード2024」の表彰式を行い、「アスリート・オブ・イヤー」には2年連続で北口榛花(26、JAL)、そして、新人賞には男子は落合晃(18、滋賀学園高校)、女子は久保凛(16、東大阪大敬愛高校)が選ばれた。
受賞式では終始緊張気味だった落合は「来年に東京世界陸上が行われるので、そこでメダル、入賞を目指して頑張っていきたいと思っています」と力強く語った。
そして、式典終了後の取材では「めちゃ緊張しました」と高校生らしい笑顔を見せ、「世界のトップの選手ばかりで緊張してばっかりだったんですけど、東京のオリンピックから三浦(龍司)選手は憧れというか、中長距離の選手だったのでその選手に話していただいてとても嬉しかった」と満面の笑みを見せた。
「今年1年はパリオリンピックを意識してやってきたがパリオリンピックには届かなかったんですけどその1か月後のインターハイで日本新記録を出すことが出来て、パリへの取り組みは間違ってなかったと証明できた」と1年を振りかえった。
来年の目標を聞かれると「まずは来年の東京世界陸上がひとつの大きな目標となってきて、そこでメダルとか入賞を目標にやっていくのと、今年叶わなかったオリンピックという舞台を、ロサンゼルスで。そこでメダルを絶対取りたいと思っている」そして、「いまのところは東京の世界陸上では800mで勝負したいと思っている」と宣言した。
今、憧れている選手を問われると「そうですね。いつも困るんですけど、競技が違うんですけど、大谷翔平さんが憧れです」と世界で活躍するアスリートの名前を挙げた。
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