レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、18日に行われたFIFAインターコンチネンタルカップ2024決勝パチューカ戦について語った。同日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
2024年から新たに設立された同大会の決勝に臨んだレアル・マドリードは、FWキリアン・エンバペ、FWロドリゴ、FWヴィニシウス・ジュニオールが得点を決め、3−0で勝利を収めた。チームを優勝に導いたアンチェロッティ監督は、これで指揮官として同クラブ史上最多となる15個目のトロフィーを獲得。試合後のインタビューでは「たくさんのタイトルはとても嬉しい」と語り、以下のように試合を振り返った。
「試合の入りは少し不安定だったけれど、その後徐々にコントロールを取り戻した。チーム間のクオリティの差はあったが、それを態度で示さなければならなかった。少しずつ流れに乗り、最終的には攻撃面で違いを生み出せたのが良かった」
「攻撃面ではよくやったと思う。キリアンは良い試合をしたし、ロドリゴは2点目を決めた。とても嬉しいね。この時期の試合は簡単ではないが、全体的に素晴らしかったと思う」
また、これまで獲得してきたタイトルの中でお気に入りを問われた同監督は「正直、選ぶのは難しい。ただ、私にとってもマドリードにとっても、ラ・デシマ(10回目の欧州制覇)は特別なものだった。パリでのチャンピオンズリーグ優勝もそうだね。もし選ぶとしたら、この2つを挙げるよ」「レアル・マドリードでタイトルを獲得するのは、他の場所よりも簡単だ。このクラブは素晴らしく、常に後押ししてくれる。そして素晴らしい選手たち、世界最高のチームが揃っているからね」とコメント。今後のさらなるタイトルの獲得にも、注目が集まる。