沖縄ハーバービューホテルは、大規模リニューアル工事に着手する。2025年末のグランドオープンを目指す。
館内は落ち着いたトーンのカラーで統一し、ガーデンプールはエリアを拡充するほか、プールサイドバーを新設する。客室352室のほか、フロントやロビーラウンジ、プール、スパー、レストランも改装する。工期は2025年11月末まで、完成予定は同12月。総工費は約35億円。
沖縄ハーバービューホテルは、1975年の沖縄国際海洋博覧会に合わせて開業。名称は、敷地が琉球列島米国民政府職員などの在沖アメリカ人による会員制社交クラブ「HARBOR VIEW CLUB」の跡地であったことに由来するほか、建設当時は近くに川があり、それを一望する事ができたことによる。1983年に南館を増築した。2007年に沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザ、2013年にANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューに改称して運営していたものの、2019年にIHGを脱退し、現在の名称となった。
ジャパン・ホテル・リート投資法人が7月、不動産信託受益権とホテルに付随する動産を215億円で取得。ザ・ホテリエ・グループ那覇が固定賃料で賃借しており、2026年8月から変動賃料との組み合わせとする。10月には隣地を6,282万円で取得し、資材搬入経路や資材置き場として活用し、将来的には駐車場として賃貸することを明らかにしている。
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