第101回東京箱根間往復大学駅伝(25年1月2、3日)に出場する駒澤大学(駒大)の主将、篠原倖太朗(4年)の取材会が20日、オンラインで行われ、エースとしての意気込み示した。
2年時は3区で区間2位、3年時は1区で区間賞の快走を見せた。最後の箱根路では「エース区間をしっかり走りたい」ときっぱり。自身初の2区を希望区間にあげ、「主将としてチームを勝たせることが目標」と力を込めた。
チームは10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝でいずれも2位。今季2冠の国学院大、連覇を目指す青山学院大(青学大)の3強の構図という前評判だ。ライバル2校を上回る部分について聞かれると「駒沢が勝っているところはエースの力じゃないですかね。ここはどこの大学にも負けていないと思います」と堂々と語った。
国学院大の平林清澄、青学大の太田蒼生とのエース対決が注目される。自身を含めた3人がしのぎを削ることで大学駅伝が盛り上がっていると自覚した上で「本当に負けたくないと思う。勝ちたい相手ですね」とライバル心を燃やした。
千葉・富里高から強豪駒大に進学。入学時は下から2番目に相当するBチームからのスタートだったが、実績を積み重ね、少数精鋭のSチームに入った。「良い経験ができた4年間」の集大成として、エースが力強くけん引する。【奥岡幹浩】
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