京都のプライベート空間で味わう、韓国の宮廷料理。

　JR丹波口から北へ歩いて5分ほど進んだあたりにある『韓式料理ピョリヤ』。ここは、ソウルの宮中飲食研究院で宮廷料理を学んだ星野明香（めいか）さんによる韓国料理店です。

その他の画像はこちら　和室と洋室の個室があり、メニューはモダンコリアンコースのみ。ゆっくりと料理を堪能できる仕立てになっているので、記念日や接待におすすめです。

道に迷いそうになったときは灯篭を頼りに。

インターホンを押して中に入ります。

　アワビ粥に、20種もの前菜、黒毛和牛タンのチム（煮込み）やキンパなど、コースは全部で10品前後と盛りだくさんですが、不思議と重くありません。

　「本来の宮廷料理は、韓国に唐辛子が伝わる17世紀以前のもの。大多数が辛くないんです。」「アワビの肝をたっぷり使ったお粥を始めに食べることで、あとに続く料理の香辛料の刺激から胃を守ってくれるんですよ。」と明香さん。

　楽しい説明を添えて提供される宮廷料理をベースにアレンジを加えた“韓式会席”の数々。店を出るころには心も身体も満たされること間違いなしです。

モダンコリアンコース18000円の要となる季節の前菜。

お酒好きの方はペアリングフリードリンク5000円

（プレミアムは7000円）の追加が吉。

『韓式料理ピョリヤ』

住所／京都府京都市中京区壬生辻町38

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