バルセロナに所属するスペイン代表MFマルク・カサドがアトレティコ・マドリード戦に向けた意気込みを語った。19日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
クラブの“レジェンド”シャビ・エルナンデス前監督に別れを告げ、かつてバイエルンを年間6冠に導いたハンジ・フリック監督の下で新たなスタートを切ったバルセロナ。2シーズンぶりの優勝を目指す開幕7連勝を記録。第8節でオサスナに敗れたものの、その後は再び連勝街道を走り、10月下旬に行われたレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”では4−0の大勝を収めた。
しかし、フリック監督が指向するハイライン戦術への対策を各チームが講じるようになったこともあり、11月中旬から急失速。ラ・リーガの直近6試合でわずか1勝しか挙げることができておらず、1試合消化の少ない2位アトレティコ・マドリードと同勝ち点、3位レアル・マドリードとは暫定「1」ポイント差と首位陥落の可能性も出てきている。
今シーズンここまで公式戦21試合に出場し、スペイン代表デビューを飾るなどブレイクを遂げたカサドは「僕は今シーズン非常に特別な瞬間を経験した。トップチームに到達することは幼い頃からの夢だったし、バイエルン戦とレアル・マドリード戦での勝利も美しい瞬間だった」と振り返りつつ、現地時間21日に控えるアトレティコ・マドリードとの大一番に向けた意気込みを次のように示した。
「ホームでのネガティブな結果を変えたいと思っている。改善すべき点は理解しているし、勝つために何をしなければならないかも分かっている。アトレティコ・マドリードが非常にインテンシティーの高いチームだということは分かっている。僕たちはそれに負けないように、少なくとも彼らに匹敵するようなインテンシティーで試合に臨まなければならないだろう」
注目の大一番は日本時間22日の午前5時キックオフ予定だ。