バイエルンは、パリ・サンジェルマン(PSG)からライプツィヒに期限付き移籍中のオランダ代表MFシャビ・シモンズに関心を示しているようだ。20日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。
バイエルンは元々、レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツに照準を定めていた。しかし、ヴィルツとレヴァークーゼンは契約延長に向けて「非常に良好な」会話を進めており、2028年までの新契約締結と大幅な昇給が予想されている。
そこで、バイエルンはヴィルツを獲得できない場合の“プランB”として、シャビ・シモンズに注目しているようだ。当事者間での交渉はまだ始まっていないようだが、「バイエルンがオランダ代表で24キャップのシャビを獲得する可能性があるのは確かだ」と『スカイ』は伝えている。
保有元のPSGとシャビ・シモンズの契約期間は2027年夏まで。一方で、ライプツィヒに買い取りオプションは付帯していない。また、2025年以降は、古巣のPSVに移籍金の一部が入ることもなくなる模様だ。
現在21歳のシャビ・シモンズはバルセロナの下部組織出身で、2019年夏にPSGの下部組織に移籍。2022年夏にPSVへフリー移籍したものの、同クラブでの活躍を受けて、1年後にPSGが買い戻した。
2023年夏からは2シーズン連続でライプツィヒに期限付き移籍しており、2023−24シーズンはブンデスリーガで8ゴール13アシストを記録した。今季も開幕から公式戦11試合連続で先発出場していたが、10月に左足首のじん帯を損傷してからは戦線を離脱している。
【ハイライト】バイエルン 5−1 ライプツィヒ