「独特の風習があるから東京の人はびっくりするかも」と言われた祖母の葬儀 木魚のリズムがトランスみたいで……

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2024年12月22日 06:10  キャリコネニュース

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葬儀での風習や儀礼は、地域や信仰によって大きく異なる。ある地方で独特の風習に驚いたというエピソードが寄せられた。埼玉県の40代男性(専門職/年収650万円)は離婚する前、元妻の祖母の葬儀に出席した。

「家は関東の中でも田舎の方で、家はトトロに出てきそうな古民家。話を聞くと代々のお坊さんがいて葬儀をやってくれるとのことで、斎場でやりました。ただ、事前に『地域の独特な風習があるから東京の人はびっくりするかもしれないけど笑ったり声出したりしないでね』って念を押されてました」

これを聞いた男性は最初「何のこと言ってんのかなーって思ってました」と気にしていなかったそうだ。(文:林加奈)

トランスみたいなリズミカルな木魚

いざ葬儀が始まると「予想に反し進行はいたって普通」だった。「読経が続き、木魚が一定のリズムでポク、ポクってなってる時間がしばらく経過」したというが、しばらくすると異変を感じる展開に。

「一定のリズムで鳴らされていた木魚がポクポクポクポクポクポポンポポンポンポンポンポンと急に少しトランスみたいにリズミカルに変化。『何?お坊さんテンションでも上がったん?』ってなりツボにはまるのを一生懸命我慢。みんな慣れてんのか誰1人笑ってない。しかも私は親族席だからみんなに見られてる位置。これは自分との戦いだと思って耐えてました」

すると、そこに奥からもう一人の住職がやってきた。

「見たら両方の手に大きなシンバルが握られてました。『えっ???嘘でしょ?』って思ってさらにツボりかけてのを我慢してたら急に暗転し周囲は真っ暗。読経も木魚もピタッと止まり10秒近い静寂が流れます。『えっ??どした?』っと思ってた次の瞬間、『バシャーーーーーーーン』とシンバルが鳴らされ照明オン。またトランスみたいな木魚開始」

部屋が暗くなると同時に読経が止まって静かになり、シンバルの音と同時に部屋が明るくなって再びリズミカルな木魚が始まるという、まるでライブの演出のような葬儀だった模様。随分変わった葬儀内容だが、宗派によってはシンバルのような「鳴り物」を使うところもあるようだ。これには男性は

「もう無理だと思い、『トイレ行ってきます』って伝えて席を外して1人でトイレで爆笑してから戻りました。地方にはびっくりする風習ってホントにあんだなと思わされた葬儀でした」

と、衝撃の葬儀を振り返っていた。

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