【ラグビー】明大が関西王者の天理大を下し4強 準決では昨年の決勝で敗れた帝京大にリベンジへ

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2024年12月22日 17:16  日刊スポーツ

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天理大対明大 後半、トライを決め喜ぶ明大(撮影・森本幸一)

<ラグビー全国大学選手権:明大24−21天理大>◇準々決勝◇22日◇・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場



対抗戦3位の明大が、関西王者の天理大を破り、4強に進出した。来年1月2日の準決勝(国立競技場)の相手は、昨年度の決勝で敗れた帝京大。リベンジする権利をつかみ取った。


魂のこもった戦いだった。明大に試合の流れを引き寄せたのは鋭い、強烈なタックル。前に前に、攻撃的なDFで天理大はハンドリングミスにペナルティーを連発した。


攻めに転じて際立ったのがSO伊藤龍之介(2年=国学院久我山)のキック。前半は風上を生かし、陣地とりの戦いでは完全に圧倒した。チャンスではラインアウトからのモール。NO8木戸大士主将(4年=常翔学園)は「タイトなゲームになるのは分かっていた。自分たちの強みのモールを使っていきたかった」。奪った4トライ中3本はモールで押し込み、最後の1本も開いてボールのスクラムをめくって奪った。


関西王者の天理大は後半26分から3連続トライも、遅すぎた反撃。ミスの連発を取り返せず、昨年度の準決勝で屈した帝京大への雪辱チャンスを逸した。


明大は逆にチャンスを得て燃える。木戸主将は「昨年度の決勝、対抗戦でも負けている相手なので、しっかり準備して勝ちたい」。1年越しの雪辱を誓った。

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