フェイスマスク再利用、買い出しのポイント横取り…ケチケチ義母の“節約劇場”恐怖の年末帰省

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2024年12月22日 18:10  まいどなニュース

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また年末の“罰ゲーム”か…

首都圏在住のHさんは、生まれも育ちも関東地方。そのため年に数回ほど、夫の実家である大阪へ帰省しています。義理の実家は自営業をしていて、両親も健在です。

【漫画】困った義母!ケチというより…もしかしたら図々しい?(全編を読む)

年末の帰省といえば、家族との団欒や久しぶりに親戚が集まる機会ですが、義実家での帰省がストレスに感じるという話もよく耳にします。その理由はさまざまですが、特に義母の「ケチすぎるエピソード」が原因となることも少なくありません。Hさんにとっても、今年もまた「恐怖の年末帰省」が近づいています。

エピソード1:お風呂上がりのフェイスマスク攻撃

まずは、衝撃的なフェイスマスク事件。皆さん、フェイスマスクはどうやって使いますか?もちろん、自分の顔に貼って、しっとり保湿。そのまま一度使ったら捨てる、というのが普通ですよね。

しかし、Hさんの義母は違います。年末帰省の夜、お風呂上がりにリビングに姿を現した義母が、顔にフェイスマスクを貼りつけたまま登場。嫁としては、義母が美容を気にかけていること自体は良いことだと思うのですが、ここからが驚きです。

「これ、まだ使えるわよ」

そう言いながら、義母は自分の顔からはがしたフェイスマスクを、なんとHさんの顔に貼りつけようとするのです! 確かに、一度使ったマスクが多少湿っているのはわかります。でも、それは義母の顔に使ったもの。はたして衛生的にどうなのでしょうか。

Hさんが「えっ…ちょっと、遠慮します」とやんわり断ると、義母は「使わないなんてもったいないわよ!これ、まだ全然しっとりしてるから!」と不満げな様子。義母にとっては「もったいない」というケチな精神が美徳のようで、その一環でフェイスマスクも共有したいのでしょう。でも、それはさすがにやりすぎなのでは…?

結局、義母のしつこさに負けて、Hさんはそのマスクを顔に「ちょっとだけ」貼ることになりました。しかし、心の中では「これはどんな年末の罰ゲームなんだろう…」とため息をついていました。義母の節約精神が暴走すると、こんな恐怖のエピソードが生まれるのです。

エピソード2:買い物は嫁負担…だけどポイントは義母のもの!?

義母の「ポイントカード事件」というのもありました。皆さんも、年末年始に義実家に帰省した際、嫁として料理をする機会があるかもしれません。Hさんの場合、夕食の準備を義母の代わりに担当していました。義実家は自営業のため、昼間の義母は仕事でてんてこまい。夕食を任せられるのはとてもうれしいようです。

ただ、Hさんとしては慣れない土地で、買い物にも行かねばなりません。ここで問題になるのが「買い物の費用」です。なんと、夕食の食材を買う費用は全てHさんの負担です。義母が財布を出すことはこれまで一度もありませんでした。その代わり、義母が渡してくるのは、まさかの「ポイントカード」です。「買い物のポイントはこれに貯めてね!」と手渡されるのです。

お金を払っているのはHさんなのに、ちゃっかりポイントを貯める義母。この「ポイントを私に貯めさせる戦術」に初めて遭遇したときは、呆れてしまったそうです。年末の帰省で、大勢の家族の食事を準備するための買い物は結構な金額になります。これも一種の「ケチ」ではないでしょうか?

料理を作って、費用も負担して、しかもポイントまで義母に渡るなんて、不公平すぎるとHさんは感じています。この年末もポイントカードの“悲劇”が繰り返されるのでしょうか。

エピソード3:「このコートいいわね!」と勝手に着る義母

3つ目のエピソードは、義母の「コート勝手に着用事件」です。Hさんの服の趣味について、義母はいつも「素敵ね」「いいわね」と褒めてくれるのですが、褒めるだけでなく、義母はしばしばHさんの服を勝手に着てしまうのです。

帰省中外出しようとすると、Hさんのコートがハンガーから消えていました。コートを探すついでにリビングに行くと、そこにはHさんのコートを羽織った義母が…。義母は「このコートいいわね、どうかしら? 私もこんなの欲しかったのよね」と笑顔で言いますが、Hさんは許可を取ることなく勝手に人のコートを着てしまう義母の気持ちが分かりません。義母とHさんは身長も10センチ近く違い、明らかに大きすぎるコートを羽織っている義母に、お世辞にも「似合ってます」とは言えませんでした。

別の日に義母は、ご近所に畑で採れた野菜のおすそ分けをするときに、Hさんのコートを羽織って行ってしまいました。コートが汚れたりすることに神経を尖らせているわけではないですが、自分のものを勝手に使われるのはHさんにとって気持ちのいいことではありません。それでも、義母にとっては家族の一員だから「当然」という考えがあるのかもしれません。

ケチというより、ちょっと「図々しい」?

Hさんにとって、こうした義母の“節約精神”は、ケチというよりも、時に「図々しいのでは」と感じられることもあるそう。「もしかしたら、こういったことは義母なりの愛情表現で、私を家族として受け入れてくれているからこそかもしれない…と、無理矢理納得しようとした時期もありました」と話すHさん。しかしそうした努力もむなしく、今となっては帰省の時期が近づくと少し気が重くなるのだそうです。

みなさんに聞いた義母のびっくりエピソード

みなさんは義母のびっくりするエピソードありますか?

▼30代・結婚4年目

帰省時、義母が「今日はデザートがあるわよ!」と嬉しそうに言うので、楽しみにしていたら、出てきたのはスーパーで安売りされていたバナナ。しかも、皮に黒い斑点があって熟れすぎてる…。「バナナは栄養満点だから!」と言われ、ありがたくいただきましたが、デザート感ゼロ!

▼30代・結婚2年目

帰省先の義母宅でシャワーを浴びていたとき、突然「シャワーを使いすぎちゃダメよ!」と浴室の外から声が。え?と思っていたら、義母に「お風呂のお湯をつかいなさい」と言われました。節約のために、義母は普段からシャワーは使わず、桶を使ってお風呂のお湯で、体を流すそうです。わたしはシャンプー中なのに、桶を使うのに慣れておらず、ちょっと大変でした…。節約になってるのかは不明です。

▼50代・結婚11年目

義母宅は、バスタオルを使わず、お風呂上りもフェイスタオル1枚で体中を拭き上げるのが日常です。洗濯が楽だからという理由らしいのですが、粗品でいただくようなペラペラのタオルでは、ロングヘアの私には、全然足りません。びしょびしょにして体も髪も拭いた気がしないので、帰省時は、必ずマイバスタオルを持参するようにしています。

(まいどなニュース特約・松波 穂乃圭)

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