バイエルンに所属するドイツ代表FWレロイ・サネの獲得に、バルセロナなどが関心を示しているようだ。21日、スペイン紙『スポルト』が報じた。
現在28歳のサネは、シャルケやマンチェスター・シティを経て、2020年夏からバイエルンでプレーしている。同クラブでは公式戦通算194試合の出場で53ゴールを挙げており、3度のブンデスリーガ優勝などに貢献してきた。
サネとバイエルンの契約は、2024−25シーズンで満了を迎える。契約延長交渉は行われているものの、「何も決まっていない」とサネ自身はコメント。本人はバイエルン残留を希望しているようだが、同クラブが大幅な減俸を求めていることもあり、交渉決裂に備えて代理人は他の可能性を探っているようだ。
契約残り半年を切る来年1月からは、来シーズンの加入に向けた事前契約を他クラブと結ぶことが可能となる。そんなサネに対しては、バルセロナだけでなく、チェルシー、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドも動向を注視しているようだ。
特にバルセロナは、ウイングを補強ポジションの一つと位置付けている。現状は17歳のスペイン代表FWラミン・ヤマルにかかる負担が高く、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリア(ナポリ)、ポルトガル代表FWラファエル・レオン(ミラン)、ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)らも候補に上がっている。年齢の若い選手たちの方が優先度は高いようだが、フリーでの獲得が可能という点において、サネは魅力的に映っているようだ。
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