仕事中であっても職場のルールに中でたばこを吸うのは自由だが、吸わない人が不公平だと感じるようではまずいだろう。
東京都の50代女性の非喫煙者。しかし勤務先は「喫煙率が50パーセント近く」に上るという。社員は度々たばこ休憩を取り、「喫煙室での雑談に花がさき何十分も離席」することもあるという。そうした中で、喫煙者だけが有利になるような環境ができてしまっているようだ。(文:湊真智人)
喫煙者の方が社長の評価が高くて「納得いかない日々です」
「喫煙室にいないと社内の情報が得られなく、タバコを吸わない人もわざわざ喫煙室にいって休憩したりする状況です。 私はタバコを吸いませんし、副流煙が嫌なので、喫煙室には近づかないので、社内の情報が遅く孤立してしまうこともあります」
仕事の話が喫煙室で進められるのはよく聞くが、非喫煙者が肩身の狭い思いをするのは問題だ。
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ほかにも不公平なことがあるそうだ。吸わない人は定時までにしっかり仕事を終えているのに対し、喫煙者は勤務時間中にたばこ休憩を取っているせいか仕事が終わらず残業しており、「残業手当」をもらっているという。
さらには、社長も「遅くまで残っている」という理由だけで喫煙者の方を高く評価しているのだそう。社長は日中の職場の様子を知らないのだろうか。
これでは非喫煙者が不公平だと感じるのも無理もない。不満を募らせる女性は「納得いかない日々です」と書いていた。
※キャリコネニュースでは「たばこ休憩について思うこと」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/UO4Y7MO8
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