主人公が能登出身の漫画『スキップとローファー』による能登復興支援プロジェクト「スキップとローファーと能登」が23日よりスタートした。開設された特設サイトで第1話を読んだ人、1人につき100円が、石川県の義援金講座に寄付される仕組みで、能登の復興支援のために寄付するプロジェクトとなっている。寄付金額は1000万円を上限とし、上限に達した後も漫画を読むことは可能。閲覧ユーザの費用負担はない。
【画像】再び復興支援!公開された「スキップとローファーと能登」特別サイト 能登半島地震からもうすぐ1年となる本日23日、能登復興支援プロジェクト「スキップとローファーと能登」がスタート。「漫画を読む」という小さな行動から、能登への興味と支援の意識を高めてもらうことを目指すのが今回のプロジェクトで、主人公・美津未を通じて、能登地方とのつながりを感じることができる。
さらに、朝日新聞朝刊にて、プロジェクトの告知広告を掲載。主人公みつみのイラストは、著者・高松美咲がこのプロジェクトのために描き下ろしたもので、そのほかにも書店限定のミニカードの企画なども同時に展開予定となっている。
同作は、過疎地から東京の高偏差値高校に首席入学した美津未は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がと乏しく、人付き合いに悩みながらも本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくストーリー。
能登地方との繋がりは、美津未の故郷「鈴市凧島町」は架空の街だが、そのモデルは石川県の珠洲市から能登町にかけての地域であり、作中には能登地方の美しい街並みや自然が度々登場する。そうした背景から、作者・高松美咲とアフタヌーン編集部、アニメ製作委員会を中心とするチーム『スキップとローファー』では、これまで石川県能登地方を応援するさまざまな支援活動を展開していた。