【アーメダバード時事】静岡県の鈴木康友知事ら同県からのインド訪問団が23日、西部グジャラート州にあるスズキ傘下の自動車工場を視察した。訪問を通じ、県内企業が進出する同州との経済連携や人的交流の強化を目指す。
訪問団は鈴木知事や、スズキが本社を置く浜松市の中野祐介市長ら官民約70人で構成。視察初日の同日訪れた工場は敷地面積260万平方メートルと、スズキの中でも最大級。1日3000台弱を生産しており、今年度は80万台以上を見込む。スズキは日本企業によるインド進出の先駆けで、同国の乗用車市場でシェア首位を誇る。