mixiに残された“黒歴史”にドン引き「証拠が大量に出てきて」修羅場に

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2024年12月24日 09:31  日刊SPA!

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※写真はイメージです。
12月16日、新たな短文SNS「mixi2」が突如として登場し、瞬く間に大きな話題を呼んでいる。 これは、かつて一世を風靡したSNS「mixi」を開発したMIXI社が手掛けているが、当時のmixiとは全く異なる完全新規のプラットフォームであり、互換性もないという。
mixiといえば、20年前の2004年にサービスがスタートし、筆者も全盛期には日記を書いて楽しんでいた。その後、時代が移り変わる中で、FacebookやX(旧Twitter)、Instagramといった新しいSNSが次々と登場し、mixiは次第にその存在感を失っていった。

当時を振り返ると、「黒歴史」と感じる人も少なくないだろう。中には、mixiのログインパスワードを忘れてしまい、昔書いた日記が削除できないまま、ネット上に残り続けているという人も多い。

◆「穴があったら入りたい」mixiに眠る黒歴史

最初に話を聞いたのは、大阪在住の山本博之さん(仮名・37歳)。

「大学生のとき、タイの離島に1か月間滞在していたんですが、その間、毎日日記を書いていました。内容はその日の出来事とか普通のことなんですが、たまに『最高の仲間と出会えたことに今日も感謝』とか『今日もアレ吸ってチル!』なんて、恥ずかしいどころか犯罪ネタまで書いてしまっていたんです。

パスワードを忘れてしまったせいで、この日記はそのまま残っています。公開範囲を『友人まで公開』にしていたのが不幸中の幸いですね……」

旅行先ではテンションが上がるもの。その勢いで書いた日記が、今では本人にとって「黒歴史」として刻まれているのだろう。

◆恥ずかしい病みポエムも

続いて話を聞いたのは、「mixi全盛期は20代前半でした」と語る、現在は主婦の峯岸ゆりかさん(仮名・40歳)。

「当時、ヴィジュアル系バンドの追っかけをしていて、そのバンドに影響された恥ずかしいダークな歌詞をmixiに投稿していました。しかも、ハンドルネームには十字架の絵文字がついていて、今思えば超ダサい(笑)。

さらに、病みポエムも頻繁に書いていましたね。たとえば、好きなバンドのライブで彼女らしきキレイな子を見つけたとき、『家に帰ってもまだ頭がグラグラする』『息ができない』『どれだけ苦しめばいいのか』みたいなことを、画像付きでポエムとして投稿していたんです……。本当に、穴があったら入りたい気分です」

当時の若さゆえの衝動が生み出した投稿は、今では振り返るのも恥ずかしい「黒歴史」として残っているようだ。

◆「証拠が大量に出てきて」恋人と修羅場に

さらに、mixiでの黒歴史が原因で彼女にバレて修羅場を迎えたというのは、都内在住の大橋裕太さん(仮名・42歳)。

「mixiの『◯◯区在住』みたいな地域ごとのコミュニティに入っていて、そこでナンパをしまくっていました。プロフィール写真を見て『かわいいな』と思った女の子にマイミク申請を送り、そこからメッセージを送って実際に会う、という流れを繰り返していたんです。近場の子ばかりだったので、すぐに会えるし、当時は結構楽しんでいましたね。

でも、ある日彼女ができて、彼女が友達に僕の写真を見せるためにmixiのプロフィールを開いたんです。すると、その友達が『この人、〇〇区のコミュニティで女の子に声かけまくってる人だよ』って教えたみたいで、そこからすべてがバレました…。

どうやら、コミュニティ内で僕の行動が噂になっていて、知らないうちに有名人になっていたらしいです。案の定、ナンパの証拠が大量に出てきて、彼女にブチ切れられました。今思い出しても冷や汗が出ますね……」

◆数年後に黒歴史とならないように注意

かつての「mixi」には、多くの人にとって「黒歴史」が眠っている。それが原因で「のちに修羅場を迎えた」という話は、SNSの使い方に対する教訓としても興味深い。

ちなみに筆者自身は、2010年頃にFacebookが流行し始めたタイミングでmixiを退会したため、当時書いた日記や黒歴史がネット上に残ることはなかった。我ながらアッパレ……である。

「mixi2」と「mixi」は別々のサービスとして今後も並行して運用されるという。「mixi2」では、すでに多くの人が新たな投稿を始めているが、数年後にその投稿が「黒歴史」とならないように、少しだけ慎重になりたいものである。

<取材・文/結城>

このニュースに関するつぶやき

  • 私にもあるな。昔仏人の友人から「仏国のTVに君の事を紹介したから、日本でインタビューに答えて!」と言われ行きましたよ。日記にその時の録画のURLがある。
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