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24日午前11時20分ごろ、北九州市若松区響町1にある「日本コークス工業」(東京)の北九州事業所の工場から「ガスラインが爆発した。けが人が複数いる」と市消防局に通報があった。消防や警察によると、やけどを負った男性3人を搬送した。
現場はJR若松駅から北東約5キロにある、響灘に面した工場の建ち並ぶ地区の一角。工場の敷地内には多数の消防車両が並び、辺りには焦げ臭いにおいが漂っていた。
出火した工場近くにある事業所の従業員は「煙突から赤い炎が出て、消防車が多数来ている」と語った。近くのアミタサーキュラー北九州循環資源製造所の従業員、竹下早枝子さん(54)は「11時半ごろ、敷地内から日本コークスを見ると黄色い煙と炎が見えた。危険物火災と聞いたので、びっくりした」と驚いた様子で話した。
日本コークス工業のホームページによると、北九州事業所では製鉄などに必要なコークスを製造している。【宮本勝行、山下智恵、宗岡敬介】
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