この冬最強の“クリスマス寒波”の影響で、日本海側を中心に記録的な大雪となっています。最高気温も平年並みか低いところが多く、厳しい寒さのクリスマスイブとなっています。
あたり一面、真っ白な雪景色。国内有数の「豪雪地帯」、青森県の酸ケ湯です。午前7時時点の積雪は、なんと308センチ。12月に初めて3メートルを超えました。
弘前市でも80センチを超える積雪を観測。雪に慣れているはずの市民も困惑を隠せません。
弘前市民
「3日くらい続けて降っているので体に堪える。この調子で降られたら大変。(雪が弱まるのを)願うばかり」
新潟県湯沢町でも、きのうの夜から36センチの雪が降り、今シーズン初めて積雪が1メートルを超えました。去年の同じ時期と比べると2倍以上の積雪です。
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「雪国だから仕方ないとは思うけど…」
関東北部の温泉街でも。
記者
「草津温泉の源泉が湧く湯畑ですが、降りしきる雪と湯煙で視界が悪くなっています」
おとといから断続的に雪が降っていた群馬県草津町では、午前7時現在で49センチの積雪となり、朝から雪かきや雪下ろしに追われる人の姿がありました。
「(雪が)多い、急に多くなった。おとといの朝から積もりだしているからちょっとね、もう身体が痛い」
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観光客
「(Q.浴衣で外出して大丈夫ですか?)ぎりぎり耐えられる寒さなので大丈夫です。(Q.温泉に入りました?)きのうの夜と朝に1回ずつ入ってあたたまりました」
各地で“雪に苦労する”クリスマスイブになっていますが…
「サンタさ〜ん」
絶叫する子どもたちの前にさっそうと現れたのはサンタクロースです。群馬県のスキー場では、サンタやトナカイが子どもたちにプレゼントを配りました。
「(Q.何もらったの?)お菓子。(Q.誰からもらったの?)サンタしゃん。(Q.どんなおひげだった?)モコモコ」
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群馬県のお隣、栃木県でも、ゲレンデをおよそ100人のサンタクロースが一斉に滑走。サンタのコスプレをして滑走するとリフトの料金が無料になるイベントで、21回目の開催となります。
気になる今後は、あすには上空の強い寒気が抜けて一旦天気は回復しますが、その後、再び寒気が流れ込んで、週末には日本海側で再び大雪の恐れがあります。引き続き、交通などへの注意が必要です。