“マンチェスター・ダービー”勝利後に公式戦2連敗…アモリム監督「クリスマスのことなど気にしていない」

　マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が復調に向けた決意を語った。24日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。

　エリック・テン・ハフ監督を続投して今シーズンを迎えたマンチェスター・ユナイテッドは、開幕直後からボトムハーフに沈むなど不安定な戦いを露呈。10月には指揮官交代を決断し、スポルティングから新たにアモリム監督を招き入れた。しかし、以降も劇的な成績改善には至っておらず、現在も13位と停滞。15日には宿敵マンチェスター・シティとの“マンチェスター・ダービー”を制してリーグ戦3試合ぶりの白星を獲得したものの、その後は公式戦2連敗を喫している。

　会見に出席したアモリム監督は、「自分が何をすべきかは分かっている。それは私にとって非常に明確だ。だからこそ、私はとても…リラックスしているとは言いたくない。ファンの皆さんと同じように本当にイライラしている。でも何をすべきかはわかっている」と率直な胸の内を吐露。「しかし、一歩一歩問題を解決し、すべての答えを見つけなければならない。これはとても難しい状況だ。私たちはファンの気持ちを理解し、それと戦っていく」と決意を述べた。

　また、「これ（13位）が普通になってはいけない。今が大変な時期であることは理解しているし、それは私の責任だ。私がチームにやって来た初日からこれは私の責任だ。なぜなら私はチームの責任者だからだ」と勝ちきれない要因が自身にあると強調。積極的にメンバーを入れ替えながら戦う理由を、「このチームに負傷者が出ないよう管理しようとしている」と明かしつつ、「クリスマスのことなど気にしていない。次の試合に勝つことだけに集中している。それが唯一のことだ」と勝利への渇望を口にしている。