“ぶつかりおじさん”は日本の恥! 天王洲アイル駅で女性にぶつかってスマホ落下、周囲の外国人観光客もドン引き

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2024年12月25日 06:20  キャリコネニュース

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他者に配慮がないどころか自分本位の理屈のみで体当たりして来る「ぶつかりおじさん」の被害は、各地で頻発しているようだ。先月のある日の夕方、東京都の40代女性がりんかい線の「天王洲アイル駅」で下車する際に事件は起こった。

「通常は乗る人より先に降りる人が優先されるはずですが、ドアが開き降りる瞬間、体格の良いスーツ姿のおじさんが思いっきりぶつかってきました」

電車が到着する直前、女性はドアの前に立ち「左手には重い買い物後のビニール袋、右手にスマホ」で両手はふさがっていた。よろけて倒れれば受け身の取れない状態だ。(文:湊真智人)

「そのまま気まずい思いをすれば良いのにと思いました」

電車が駅に到着し、ドアが開くと同時に思いがけない事態に巻き込まれた女性。その時、車内は明らかに空いており「我先に急いで車内に乗り込む状況」ではなかったという。つまりこの「おじさん」は意図的にぶつかってきたと女性は言う。

「思いっきりぶつかられたので右手に持っていたスマホを落とし、ビックリしたのでキャー!と大声でました」

両手がふさがった状態でぶつかられては、転倒し怪我をする恐れもあった。周囲の人も女性に視線を向けたというが……。

「ぶつかってきた人物はもちろん何事もなく、こちらに背を向けて無言で広く空いたすぐ近くの席に座っていました。あまりにも腹が立ちましたが、重い荷物も抱えていましたので、スマホを拾い上げて怒りたいのを我慢してそのまま帰りました」

仮にわざとではなかったのなら女性に謝罪すべきところだが、何ともふてぶてしい様子だ。怒りをぶつけてもおかしくはなかったが、冷静に対応した女性。後にこう述べている。

「おじさんの目の前に座っていた外人さんたちはヒソヒソとおじさんとこちらを見て話していましたが……。そのまま気まずい思いをすれば良いのにと思いました」

「あの時、スマホが電車とホームの隙間に落ちようものなら、その場で怒り狂っていたと思います」

天王洲アイル駅は東京モノレール羽田空港線との乗換駅で、海外からの観光客も多く利用する。こんな場面を目撃されては日本の恥だ。女性が無事だったのは不幸中の幸いだが、危険な「ぶつかり」は即刻止めるべきである。

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