<子持ちの大学生ってヘン?>家族への責任?キャリア?消えない想い【第3話まんが:マモルの気持ち】

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2024年12月25日 07:50  ママスタセレクト

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【第1話】から読む。
前回からの続き。俺(マモル)は、妻のユウコと高校2年生の長男・タケシ、中学1年生の長女スズカの4人暮らしだ。妻のユウコとは若い頃に結婚をして、互いに協力しながら家庭を育んできた。子どもが小さいうちはユウコには専業主婦として家にいてもらい、育児がちょっと楽になってきたタイミングでユウコが再就職。現在は共働きだ。もともと大学進学を希望していた俺だったが、正直実家は金銭的に余裕があるわけではなかった。高校卒業後、とりあえず働きだしたのだが……。
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就職してからも、いつかは大学進学したいと考えていた俺だったが、いろいろなタイミングがかさなり、当時付き合っていたユウコと結婚することになった。そのとき、俺たちは20代前半だった。ユウコと結婚したことに後悔はない。そのあとも順調に子どもを授かることができて、ユウコには子どもに手がかかるうちは専業主婦として家にいてもらうことにした。

しかし会社では、大学卒の後輩にバカにされたような態度をとられることもあって……。


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もちろん、学歴が全てだとは思わない。学歴は関係なく頑張っている人、成功している人は大勢いる。でも、いまだに学歴だったり学閥だったりが残っているところがあるのも事実だ。

「高卒」であることに後悔はしていないのに、やはり心のどこかで「大学に行きたい」という気持ちが消えない。ただ単純に「学歴が欲しい」というだけではない。大学で学び、知識の幅を広げたい。資格をとってキャリアアップしたい。俺はそう思っていたんだ。

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今までの人生すべて自分で決めたことだし、その決断のひとつひとつに何の後悔もない。
仕事はそれなりに順調だったし、家に帰ればユウコが笑顔でいてくれて、子どもたちも元気に迎えてくれる。
家族の幸せを守るために必死に働こう、そう思っていたことも嘘ではない。
けれど、心のどこかにはずっと「大学に行きたい」という思いが眠っていたんだ。
自分のキャリアを考えてもそろそろデッドラインだと感じ、俺は行動に移すことにした。
そして晴れて大学生になることができたのだ。

【第4話】へ続く。

原案・編集部 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙

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