【高校バスケ】昭和学院ニコニコ初戦突破 献身的なプレーで山下笑伶奈が勢い

0

2024年12月25日 08:57  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

昭和学院対京都両洋 勝利し喜ぶ山下(手前8番)ら昭和学院の選手たち(撮影・垰建太)

<ウインターカップ2024全国高校バスケットボール選手権:昭和学院68−64京都両洋>◇24日◇女子2回戦◇東京体育館



ニコニコ笑伶奈(えれな)が、チームを明るく照らした。女子の昭和学院(千葉)は、京都両洋との熱戦を68−64で制して初戦突破。山下笑伶奈(3年)が、試合中盤の攻撃が停滞した時間帯に献身的なプレーで勢いをもたらした。


「笑伶奈」は「いつも笑ってニコニコして、周りにも笑顔を与えられる人になれるように」という由来がある。攻撃と同じように、表情も曇り始めていたチームを笑顔で引っ張った。守備で4スチール2ブロックと体を張れば、攻撃では相手留学生に負けじとゴール下に切り込んだ。第3クオーター(Q)終了間際には、逆転の3点シュートも沈め、力強くガッツポーズ。同Qを終えた仲間の表情は晴れやかだった。


今夏の全国総体では4強入りを果たした。自信につながったが、準決勝では優勝した京都精華学園に5点差で敗退。あと1歩及ばなかった悔しさが残った。「この大会では絶対優勝したいなっていう気持ちが強い。(全国選手権に)2年間出られていなかった悔しさもある。その悔しさをすべて出し切って、笑顔で終われる大会にしたいです」。最初で最後の選手権。笑顔でいっぱいの冬にする。【浜本神威】

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定