大みそかの『RIZIN DECADE』への出場を巡って、平本蓮と安保瑠輝也がクリスマスイブの夜にSNSで大バトルを繰り広げた。大会まで残り1週間を切ったなかで2人がMMAで対戦する可能性も浮上し、ファンを巻き込んで盛り上がりを見せている。
【写真】「雷神番外地」に出場するチーム朝倉未来とチーム・ブラックローズ 安保は大みそかにプロボクシング元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシアと対戦予定だったが、ガルシアの手の負傷により今月16日に延期が決定。その後、朝倉未来軍と平本軍に対抗戦「雷神番外地」で、安保が朝倉軍で出場することも発表された。
安保はSNSで平本と自分が対戦する画像を作成して対戦を求め、平本が「俺に喧嘩を売るってことはMMA?」と確認すると、安保は「もちろんそのつもりで喧嘩売ってるで」とMMAルールで平本との試合を求めた。
7月の『超RIZIN.3』の朝倉未来戦で左手を負傷し、この大みそかは間に合わなかった平本だったが、安保の挑発で「しょうがねーな面倒いけど減量すっか」と試合に向けて前向きな意思を見せ、「練習終わったら71(キロ)しかなかったわ」「俺は70でもいいから安保とやるならやるってライジンに連絡入れたよ」と契約体重を提示した。
これに対し安保は「計量まで1週間で10キロ減量は無理やろ」と難色を示すと、平本は「ガルシアと69で契約できるのに俺と70でできない安保意味わかんなすぎて草」と反応。安保はガルシア戦消滅後に無差別級の選手とやることを想定して減量をやめていたため、70キロまでの減量は厳しいものの「俺はつまらん煽りやレスバがしたいんじゃなくて大晦日RIZINを盛り上げたい。75ならやる」と75キロでの試合を提案した。
平本は「知名度も集客も俺が上なのにお前から喧嘩売っといて70に合わせねーはねーよなw」とイジり倒し、安保は「エキシに逃げました」と断言。ファンから「75でやったれよ」という声に対して「あいつが相手いないから俺に試合をお願いしてきた立場だろ 大晦日盛り上げるとか綺麗事言ってるだけで自分が有利に試合したいだけ これ堀口さんとか朝倉海選手に66で俺とやれよ、ビビってんの?wとか俺が言ってたら大炎上すると思うよ」と具体例をあげて反論した。
安保も「俺は平本が80キロあるってのをXに書いてたのを最近見たからそう提案した。70に落とせんなら俺が逃げたって事になるなら俺が逃げたでええ!ごめん!RIZINファンのみんなもごめん!」と謝罪。平本への挑発は「大晦日の格闘技は祭りやし去年に負けん熱気を作れればと思って喧嘩売った!」と意図を説明し、「75で無理なら今回は俺が引く。悪かった!」と謝罪の言葉を重ねた。
結局は今回の大みそかでは実現しなかった平本vs.安保だが、2025年には実現するのか。まずは安保が大みそかに誰とどんな試合を見せるのかを期待したい。