英国のヘンリー王子(40)とメーガン妃(43)夫妻が、25年に米動画配信大手ネットフリックスとの5年契約が終了するのを前に、経済的打撃を受ける可能性に備えていると米ニューヨーク・ポスト紙が報じた。
2020年に英王室を離脱して米カリフォルニア州に移住した夫妻は、同年にネットフリックスと1億ドルの大型契約を結んだ。しかし、このほど公開された世界のトップ選手たちのフィールド内外での活躍を追ったドキュメンタリーシリーズ「ポロ」は批評家から酷評され、トップ10入りすることができなかった。
来年はメーガン妃の料理番組の公開が控えており「料理、ガーデニング、おもてなし」をテーマにしたタイトル未定の番組は公開日は不明だが、すでに撮影を終えていると伝えられている。妃がローンチを発表しているライフスタイルブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」と連動する形で進められているプロジェクトだが、「ポロ」が酷評されたことでお蔵入りする可能性も浮上している。また、妃は恋愛小説「Meet Me at the Lake」の映画化権も獲得しているが、その後の進展状況は一切伝わっていない。
音楽配信大手スポティファイとの契約が23年に打ち切られて以降、代替となる新たな大型契約を結んでいない夫妻にとって、ネットフリックスとの契約が終了することは経済的に死活問題となりかねないため、妃は料理番組を何としてでも成功させて契約を更新する必要があると王室関係者は話している。
別居のうわさや離婚の危機説もささやかれる2人だが、王室復帰も厳しい状況だ。王子は「ポロ」が酷評されたことでかつて一緒にプレーしたこともある親しい間柄のイングランド代表ポロチームのキャプテンを務めるトミー・セヴァン氏からも、「非常に変な番組」「今英国に戻って来たら、バカに見える」と批判されたと英デイリー・メール紙が伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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