楽天から巨人へ移籍した田中将大(36)が25日、都内で入団会見を行った。背番号は「11」に決まった。
田中は日米通算200勝にあと3勝に迫っていたが、今季は右ひじのクリーニング手術の影響もあり、1軍でわずか1試合の登板で、0勝1敗、防御率は7.20。プロ18年目で初めて未勝利でシーズンを終了した。
11月24日には自身のYouTubeチャンネルで楽天からの退団を発表。楽天からは年俸2億6000万円(推定)から野球協約の減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える年俸提示を受けたが、これを拒否し、自由契約となることを選択。巨人はクリスマスイブの24日に田中との契約合意を正式に発表した。
田中は「一番はやはり選手としてやっていく上でやりがいをどれだけ感じられるかが、自分としては大きいです。そこをいつも一番に考えて決断をしてきたので、色々本当にたくさん考えました。その中でこういう答えを出すことにしました」と語っていた。
巨人は今季、24試合に登板し、15勝3敗、防御率1.67、勝率.833で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得した菅野智之(35)が海外FA権を行使しオリオールズに入団。経験値のある田中に期待がかかる。
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