度重なる戦術への質問に辟易? ポステコグルー監督「熊を突いているよう…」

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2024年12月25日 14:32  サッカーキング

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トッテナムを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images
 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、最近の自身への質問にうんざりしている部分があることを明かした。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在59歳のポステコグルー監督は、オーストラリア代表や横浜F・マリノス、セルティックなどを歴任後、2023年夏からトッテナムを率いている。2年目を迎えた今シーズンだが、プレミアリーグでは第17節終了時点で7勝2分け8敗の11位に低迷。負傷者が続出している影響もあり、直近の公式戦5試合で14失点と守備面で苦戦をしている。

 さらに、22日に行われたプレミアリーグ第17節のリヴァプール戦(●3−6)後には、『スカイスポーツ』で解説を務める元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏から「あのようなプレーをして勝った人はいない」などと発言されるなど、攻撃的なサッカーを貫いていることへの批判を浴びる事態にもなっている。

 このような状況から、試合後には度々戦術の話題が上がっているなか、ポステコグルー監督は「私は怒っていない。私たちは大敗した直後でその責任は私にある。なぜなら、それがクラブに関わる全員に及ぼす影響を見てきたし、そういったものが重くのしかかっているからね」と語りながら、同じような質問が続いていることには辟易していることを明かした。

「でも、負けた後のインタビューに来て、それを明るい気持ちで受け止めるような監督はあまりいないと思う。同じ質問や同じ答えにうんざりしていると言っても過言ではない」

「まるで、私がどう反応するかを確かめるために、人々が熊を突っつきたがっているような気がする。負けた後は明らかに反応を引き出しやすいからね」

 なお、現時点ではリーグ首位のリヴァプールや2位チェルシー(ともに37ゴール)を上回り、リーグ最多の得点を記録しているトッテナム(39ゴール)。平均シュート数でもリーグの他のどのチームより6本多いスタッツを残していることから、ポステコグルー監督は自身のスタイルには優れている点があることを強調した。

「(現在の順位は)不運だとは思わない。シーズンを通してそういったものは均衡すると考えたい。つまり順位表の位置から見た私たちがどこにいるかという状況があるが、その多くはパフォーマンスの不安定さや、時に試合の不安定さ、さらに私たちが送り出せるチームの種類の不安定さなどによるものだ」

「そういったすべてのことがリーグでより良い立場に立つための能力をある程度損なわせているのだと思う。しかし、この期間を通してこのチームは成長している。私たちがやっていることにはまだ多くの良い点があると思うけど、立ち位置を改善していく必要がある」


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