ヤクルトの球団公式マスコット「つば九郎」が契約更改のため、都内の球団事務所を訪れた。しかし事務所はすでに“仕事納め”を終えていたためひとけがなく、交渉前に6年連続での越年が決まった。
【写真を見る】つば九郎、痛恨ミスで交渉できず6年連続の越年決定「らいんでねまわしします」1月に青木宣親GM特別補佐との交渉熱望
つば九郎、サンタクロース姿で登場も…“サンタクロース”の格好で、ガッツポーズをしながら意気揚々と登場したつば九郎だったが、事務所の扉にはなんと鍵が・・・。すぐ横には、「2025年度の契約更改ですが話し合い日程を何度も書面で送りましたが、送り先不明と戻ってきました。つば九郎ハウスから、早く新しい住所を決めてください。次回交渉は2025年1月お待ちしています。メリークリスマス!よいお年を〜」と球団からのメッセージが残されていて、それを読んだつば九郎は肩を落とした。
昨オフは、2年連続での保留、5年連続の越年の末「1万円アップの年俸6万円、ヤクルト1000飲み放題」でサイン。今オフはまさかの交渉前での越年決定に「ひっこすときはてんきょとどけをだす べんきょうになりました」とお決まりのフリップ芸で反省した。
続けて「まさに…『あわてんぼうのさんたくろーす』じょうたいです」とクリスマスにちなんだ自虐コメント。「ねんぽうUPとおもい こんやはすきやきをかんがえていました。ぶたこまにくにします」と悲痛な気持ちを表した。
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「きゅうだんへのようぼうもかんがえてました」というつば九郎は「えんせいいくときのほてるだいじょうげんの『かべ』みなおし」と、今度は話題となっている“年収103万の壁”にちなんで要望を提示。具体的には「1.8くらい めしつき」と条件を付け加えた。
さらに「じかいはあおきGMほさとはなしあいがしたいです」と来季からGM特別補佐に就任した青木宣親氏(42)との交渉を熱望。「まだほかのえらいひとよりりかいりょくありそう」。「らいんでねまわしします きっくばっくなし」と時事ネタも絡め、現役時代から仲が良い青木氏に直談判することを明かした。
最後は「よいおとしを あと1かいおつきあいください」と次回の交渉に向けた挨拶を書き残し、その場を後にした。