日本スケート連盟が25日、都内で理事会を開き、フィギュアスケート女子で全日本選手権を4連覇した坂本花織(24=シスメックス)が、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のテスト大会にあたる「Road to 26 Trorhy」(25年2月19、20日、イタリア)への出場を辞退すると報告されて承認された。代わりに吉田陽菜(19=木下アカデミー)を派遣する。
テスト大会の派遣は男女1人ずつ。全日本選手権が閉幕した22日に坂本と男子の山本草太(24=中京大)の派遣が発表されていたが、大会後に坂本から66年ぶりの4連覇がかかる世界選手権(25年3月24〜30日、米ボストン)への調整を優先したいとの意向が連盟強化部に伝えられたという。坂本は冬季アジア大会(25年2月7〜14日、中国・ハルビン)へも出場を予定している。
チャレンジカップ(25年2月13〜16日、オランダ)の出場選手も発表し、男子は三宅星南(22=関空スケート)、女子は山下真瑚(21=中京大)、渡辺倫果(22=三和建装/法政大)、住吉りをん(21=オリエンタルバイオ/明治大)を派遣することが承認された。
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