特定の条件のもとで完全自動運転ができる路線バスが全国で初めて、愛媛県松山市で運行が始まりました。
記者
「自動運転のバスの車内です。12人乗りということで、かなり広く感じます。ハンドルはありますが、基本的には操作しないそうです」
きょうから松山市で運行が始まったのは、伊予鉄バスが導入した完全自動運転レベル4の路線バスです。
5段階ある自動運転のレベルのうち、上から2番目、特定の条件が整っていれば運転士を乗せる必要がない「レベル4」です。
カメラやセンサー、それに「AI」を使い、路面や交通状況を把握しながら運転します。
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記者
「海沿いを観光港に向けて走っています。なめらかに加速しているので、乗り心地はいいです」
このバスが走るのは高浜港と松山観光港を結ぶおよそ800メートルの区間で、遠隔監視と合わせ、資格を持つ運転士が同乗し、トラブルに備えるということです。