献体前でピース写真、不謹慎投稿で大炎上の美容外科医「正気ですか?」火に油を注いだ言い訳

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2024年12月25日 18:00  週刊女性PRIME

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医師の黒田あいみ(『東京美容外科』の公式ホームページより)

 たった2日で、とある美容外科クリニックの信用が地に堕ちてしまった。もはや回復できないほどに……。

 “戦犯”の1人目は、東京美容外科・沖縄院の院長を務めている美容外科医の黒田あいみ氏。アンチエイジング専門医として有名でも自ら「アンチエイジングのカリスマ女医」と名乗っている。また日本テレビ系で放送されたドラマ『ヤングブラックジャック』の医療監修や、映画『パラダイスキス』の美容監修も務めるなど、メディアでも知られた人気女医の1人だ。

 そんな黒田氏は、グアムの解剖研修に参加した際、自身のインスタグラムとブログにとんでもない投稿をしていたのである。

 まずインスタには動画で《fresh cadaver(新鮮なご遺体)解剖しに行きます!!》というテロップとともに、自分の笑顔のアップを投稿。その後、解剖が行われた部屋と思われる写真とともに《頭部がたくさん並んでるよ》と、笑顔の絵文字付きでコメントしていた。

モザイク処理もミス

 写真には一応モザイク処理がされていたのだが、よく見るとモザイクがかかっていない献体もあり、切断された遺体の頭部が小さく映り込んでいた。さらにブログのほうで黒田氏は解剖室の中で、研修参加者と一緒に写る“記念写真”を公開。その際、ピースをしてカメラにおさまっていたのである。

「解剖しに行きます!!」「頭部がたくさん並んでるよ」と、まるで観光旅行のようなお気楽な投稿。しかも貴重な献体の前でピースサイン……。これが明るみになると、異常なまでの承認欲求の高さと倫理観の欠如に対して大炎上。すでに当該ブログとインスタのアカウントは削除されているが、ネットで拡散されてしまい、後の祭り状態に。

 黒田氏はこれを受けて23日にブログを更新したのだが……。

「これがまた反感を買ってしまいました。『写真に写ってしまったご遺体は全てモザイクをかけていたつもりでおりましたが一部出来ていないところがありました』と論点のズレた謝罪をしたり、医師として解剖の知識とスキルの向上のために新鮮なご遺体で解剖させて頂ける機会、というのは非常に稀で、基本的には日本ではできません』と、研修の意義を今さらながら強調。

 案の定、ユーザーから《モザイクをかければいいという話ではない》《解剖自体は真剣にやられているのでしょうけれども、ちょっと考えれば、いや血の通った人間として考えなくてもわかるでしょ?》《この方には即刻に、なにより自主的に医師免許を返納して頂きたい》と猛パッシングにさらされています」(芸能ジャーナリスト)

《もう手遅れです、信用できません》

 “戦犯”の2人目は、黒田氏の上司で、東京美容外科の統括院長である医師・麻生泰氏。同氏はまず22日にXを更新したのだが、《大変申し訳ございません。主催者の1人としてお詫びします》と謝罪しながら、《解剖をする事は外科医にとって、とても重要な意味を持ちます》《腕の良い外科医を作るうえではなくてはならないものだと考えています》など、部下をかばうため今回の失態をいきなり正当化してしまったのだ。これがネットユーザーの怒りをさらに買うことになり騒動が拡大。
 
 23日夜、麻生氏は慌ててXを更新。《今後、二度とこのような事がないよう倫理面においても話し合い、教育を徹底して参ります》などと誓った。だがこれに対してもハレーションが。

《献体をバックにピースで記念撮影をしないように指導するのでしょうか?医師に?何言ってんですか?正気ですか?》
《もう手遅れです、信用できません》

 といった声が殺到してしまった。今後この一件はどうなっていくのだろうか?

「黒田氏と知り合いの“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏は自身のXで《御献体の写真を晒すとかマジ有り得ない》と断罪し、医師失格です》と直言。また美容外科・高須クリニックの高須克弥院長も自身のXで《馬鹿医者め!》と激怒するなど、業界の内外で波紋を呼んでいます。またこの件について厚労省医政局医事課に問い合わせて見解を求めるメディアもあるなど、騒動は拡大の一途を遂げています」(前出・芸能ジャーナリスト)

 軽率な投稿と初動ミスで焼け野原と化してしまった。

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