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自転車の女性に体当たりして車道にはじき飛ばし、原付きバイクと接触させたとして、大阪府警は26日、大阪府箕面市半町4の無職、渋谷知生容疑者(62)を殺人未遂の疑いで逮捕した。「酒に酔っていて全く記憶にない。誰かにぶつかったなどということも覚えていません」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は箕面市瀬川5の歩道で18日午後6時半ごろ、自転車で走行中の50代女性にすれ違いざまに体当たりして車道にはじき飛ばし、走ってきた原付きバイクと接触させたとしている。自転車の女性と、原付きバイクを運転していた30代男性はいずれも重傷。
現場付近は歩道と車道を遮る柵などがなく、府警は体当たりすれば、女性の命に危険が及ぶ可能性があったと判断。殺人未遂容疑を適用した。
府警捜査1課によると、負傷した女性に体当たりされた当時の記憶がなかったことから、府警は当初、交通事故として調べていた。この際の捜査で、容疑者が女性に体当たりする様子が付近の防犯カメラに記録されていたという。容疑者と女性に面識はないといい、府警は動機などを詳しく調べる。【林みづき】
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