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「お仕置き」と称して職場の同僚をショベルカーで持ち上げて約9メートルの高さから落下させたとして、大阪府警八尾署は26日、八尾市にある産廃業者の元専務、杉本竜司容疑者(48)ら26〜48歳の男性社員3人を殺人未遂容疑で逮捕したと明らかにした。署は、3人が日常的にいじめを繰り返していたとみている。
逮捕容疑は6月26日午後6時すぎ、同社の工場で男性社員(23)をショベルカーのアーム先端に捕まらせて天井の梁(はり)(高さ約9メートル)まで運び、しがみつかせて落下させたとしている。男性の命に別条はなかった。署によると、容疑者らはスマートフォンで当時の様子を動画で撮影していたという。
3人は、男性の仕事が遅いなどとして「お仕置き」と称して暴行を繰り返していたとみられる。男性が10月、署に相談して発覚した。
杉本容疑者らは10〜11月、男性の顔に洗浄用のスプレーを噴射してけがをさせたり、尻にスタンガンを押し当てて全治1カ月のけがをさせたりする2件の傷害容疑で逮捕された。【二村祐士朗】
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