大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ2024年。『WEB女性自身』ではスクープを配信するとともに、世間の声に耳を傾けた“好感度調査”企画にも力を入れてきた。芸能人・テレビ番組の“好き嫌い”やキャスターの“評価”…さまざまなランキング記事の中で、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。(以下、WEB女性自身2024年8月24日配信)※年齢は配信当時のママ
パリ五輪が閉幕してもまなく2週間を迎えようとしている。日本選手団が海外大会では過去最多となる金メダルを獲得するなど大きく評価をあげたいっぽう、テレビ各局で伝えたキャスターたちの評価はさまざま。
今大会でも各局で個性豊かな面々が起用されたが、大きく評価を上げた人もいれば、落としたキャスターも……。そこで本誌は、20歳以上の男女500人にアンケートを実施。パリ五輪のキャスターで「評価を下げた」と感じるキャスターを調査した。
3位は元体操競技選手の内村航平(35)。NHKの「アスリートナビゲーター」を務めた。
4年に1度の五輪ではキャスターも熱が入るもの。しかし内村は“ローテンションレポート”で話題を呼ぶことに。
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たとえばサッカー男子パラグアイ戦。試合終了後に「こんなに点が入るスポーツなんだなと思いました。まじまじとサッカーを観るのは初めてです」とコメントしたが、声が小さく淡々とした語り口。
バスケットボール男子フランス戦では「あとは身長が大きいフランスの選手とかは、シンプルにせこいなって思いました」「高さがあると簡単に手を伸ばしただけで入っちゃうんだなっていう風に思っちゃいました」とコメントしたが、スポーツ中継とは思えない率直すぎる発言には賛否がはっきりわかれ、快く感じなかった人もいたようだ。
《やる気がまったく感じられなくていい加減さが際立つていた。解説には不適格。》
《ぼそぼそとした受け答えで、キャスターに向いていないと思った》
《ぶっきらぼうに見えた》
2位は日本テレビ系でキャスターを務めた櫻井翔(42)。
夏冬合わせて9大会連続のキャスターとなった櫻井。普段から『news zero』(日本テレビ系)で生放送に慣れているだけに安定感を見せたが、視聴者から多く上がったのは「非アスリート」という指摘。元卓球日本代表の石川佳純(31)や水谷隼(35)など、五輪出場経験のあるキャスターが目立っただけに、相対的に競技経験のない櫻井の起用を物足りないと感じた人もいたようだ。
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《オリンピックに出ていない人なので、選手の気持ちが少しわからない気がしました》
《選手経験のある方の方が良いと思った》
《何らかの競技に深く精通しているわけではなく実況能力が優れているわけでもないため、そこに存在する意義や目的が全く理解できなかったから》
1位はテレビ朝日系でメインキャスターを務めた元プロテニスプレイヤーの松岡修造(56)。不評の理由は、3位の内村とは対照的な“熱すぎるレポート”だった。
3回の五輪出場経験から、選手目線に立ったインタビューも好評な松岡。しかし熱血なキャラクターは、テレビの前の視聴者のテンションと乖離していたようで……。
《相変わらず空回り感がすごい。応援したい気持ちも興奮してる熱量も感じられるが、受け手のことももう少し感が合えたらいいと思う》
《無駄に力が入りすぎ》
さらに現地での取材では松岡の“マナー違反”が取りざたされた。
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たとえば、柔道男子66kg級で阿部一二三選手(26)が金メダルを獲得した際のこと。各メディアのインタビューが押してしまい、新聞社や通信社の取材時間が十分とれないという事態に。「1社1問」が暗黙の了解となっているなかで松岡は2度も阿部選手を呼び止め、後に控えている記者の取材時間が減ってしまうことになったと本誌は報じている。
さらにバスケットボール女子ドイツ戦では、松岡はハーフタイム中にキャプテンの林咲希選手(29)にインタビュー。五輪という大舞台で、ハーフタイムとはいえ試合の最中のインタビューにはSNS上で批判が巻き起こった。
《自分は見ていないが選手にインタビューするタイミングが良くなかったとか見たから》
《選手ではなく、自分が主役と思っているかのような態度。女子バスケで試合中にインタビューした。》
《元アスリートなのにアスリートの気持ちを考えない、TV局都合の独りよがりな取材や行動が目立った。》
《自分ばかりが他のキャスターを押しのけて選手に対して質問をしていた》
内村のようにローテンションでも評価が下がり、松岡のようにハイテンションでも批判が……。キャスターの塩梅も難しいようだ。
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