好調リヴァプールが圧巻の“3発逆転”! 遠藤航は終盤から出場…敗れたレスターは降格圏に転落

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2024年12月27日 07:02  サッカーキング

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勝利を収めたリヴァプール [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第18節が26日に行われ、リヴァプールとレスターが対戦した。

 ここまで16試合(1試合未消化)を消化したリーグ戦で12勝3分1敗を記録し、勝ち点「39」の首位に立つリヴァプール。アルネ・スロット新監督の下で好調を維持する同クラブは、今季の全公式戦で1敗のみと無類の強さを見せている。対するはプレミアリーグ復帰1年目の17位レスター。開幕直後から成績不振に陥る同クラブは、先月に指揮官交代を決断した。しかし、ルート・ファン・ニステルローイ監督就任後も復調には至っておらず、先にキックオフしたウルヴァーハンプトン(ウルブス)が勝利したため、今節の結果次第では降格圏に転落してしまう。なお、リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航はサブスタートとなった。

 試合は、立ち上がりの6分にレスターがスコアを動かす。自陣でボールを繋ぎつつ相手のプレスを打開し、縦パスを引き出したビラル・エル・カンヌスが左に展開。ステフィー・マヴィディディがドリブルでサイドを運び、ボックス内へとグラウンダーのクロスを送る。アンドリュー・ロバートソンがカットを試みたものの、ジョルダン・アイェウが右足でブロック。振り向きながらネットに流し込み、アウェイチームが先制した。

 一方のリヴァプールも攻勢を強め、25分に左サイドでコーナーキックを獲得。トレント・アレクサンダー・アーノルドのキックはクリアされるが、こぼれ球がペナルティエリア手前のアレクシス・マック・アリスターに渡る。さらに、相手とのコンタクトで流れたボールは左で待つアーノルドのもとへ。右足で入れたクロスをロバートソンがヘディングするが、惜しくも右ポストに直撃した。

 45分には再度リヴァプールが決定機を創出。ポゼッションを試みるレスターにプレスをかけ、マック・アリスターが自陣でボールを奪う。パスを受けたダルウィン・ヌニェスがスピードに乗ったドリブルで運び、素早くカウンターに移行。ボックス手前に出したボールがコーディ・ガクポに繋がると、エリア右角でパスを受けたモハメド・サラーが左足でフィニッシュを狙う。しかし、コントロールショットはクロスバーに嫌われてしまった。

 すると、直後の前半アディショナルタイムにリヴァプールが同点弾を挙げる。最終ラインからのビルドアップで前進し、ライアン・フラーフェンベルフとマック・アリスターが連続で縦パス。一気に敵陣左サイド深くで待つガクポへとボールが渡る。得意のカットインでマーカーを突破し、ゴールをうかがいながら右足を一閃。狙いすました強烈な一撃がネットに吸い込まれ、ホームチームがスコアを振り出しに戻した。

 後半開始直後の49分には、ボックス内で横パスを受けたヌニェスがカーティス・ジョーンズへバックパス。相手選手と交錯するが、体を張ったキープから右脇のサラーにボールを繋ぐ。マック・アリスターが回り込むようにサラーの外側を駆け上がり、縦に流したパスをダイレクトで折り返す。最後はC・ジョーンズがワンタッチで決め切り、リヴァプールがゲームをひっくり返した。

 その後はガクポが再びネットを揺らすが、VARの介入によりオフサイドと判断されたため得点は取り消しに。そんななか、82分にサラーが圧巻の個人技で追加点をマークする。センターサークル内でボールを持ったガクポが右サイドに配給し、ライン際にポジションを取ったサラーへとパス。ドリブルでペナルティエリア内に侵入すると、マーカーのタイミングを外すようコンパクトに左足を一振り。独特のリズムでシュートを沈め、リヴァプールがリードを2点に広げた。

 遠藤は87分から投入され途中出場。結局、そのまま試合は3−1で終了し、リヴァプールが勝利を収めた。次節は29日に行われ、リヴァプールはアウェイでウェストハムと対戦。レスターはホームでマンチェスター・シティと対戦する。

【スコア】
リヴァプール 3−1 レスター

【得点者】
0−1 6分 ジョルダン・アイェウ(レスター)
1−1 45+1分 コーディ・ガクポ(リヴァプール)
2−1 49分 カーティス・ジョーンズ(リヴァプール)
3−1 82分 モハメド・サラー(リヴァプール)

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