同僚だった男性を線路に立ち入らせ電車と衝突させて殺害したとして男4人が逮捕された事件で、東京地検はきょう、このうち塗装会社の社員2人を殺人と監禁の罪で起訴しました。残りの2人は監禁の罪で起訴しました。
殺人と監禁の罪で起訴されたのは、いずれも塗装会社に勤務する、▼島畑明仁被告(34)と▼野崎俊太被告(39)です。
島畑被告らは、同僚だった高野修さん(当時56)に、埼玉県戸田市の橋で川に飛び込むよう迫るなどした上で、板橋区内の踏切まで車に乗せて連れて行き、線路内に立ち入らせて電車に衝突させ、殺害した罪に問われています。
この事件では、高野さんを心理的な支配下においた上で自殺に見せかけて殺害したとして、島畑被告と野崎被告ら男4人が殺人と監禁の疑いで逮捕されましたが、東京地検は、▼佐々木学被告(39)と▼岩出篤哉被告(30)については監禁の罪のみで起訴しました。
東京地検は4人の認否を明らかにしていません。
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警視庁によりますと、被告の1人のスマートフォンには、被告らが高野さんにプロレス技をかける動画などが保存されていました。