【ラグビー】“戦国時代”予感の中、埼玉開幕2連勝 35mPG決めた山沢京「1人1人がハードに」

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2024年12月28日 19:55  日刊スポーツ

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埼玉対東京ベイ 後半、PGを決める埼玉の山沢京(撮影・中島郁夫)

<ラグビー・リーグワン1部:埼玉26−24東京ベイ>◇第2節◇22日◇埼玉・熊谷ラグビー場◇観衆1万464人



2季ぶり優勝を狙う埼玉が開幕2連勝した。2季前の王者、東京ベイに26−24で逆転勝利。1点を追う後半35分、SO山沢京がポスト左約35メートルのPGを決めて白星をたぐり寄せた。W杯2大会連続出場の松田力也がトヨタへ移籍。2試合連続先発の司令塔は「1人1人がハードにやってくれたおかげでPGももらえた。自分のことより、勝って良かった」とプレーヤー・オブ・ザ・マッチを喜んだ。


他会場では昨季10位のBR東京が同3位の東京SG、同11位の三重が同7位のトヨタに勝利と“戦国時代”を予感させる。名将ディーンズ監督は「下位チームというのがない」と全体を見通した。この日も前半を20−3で折り返し、勝負の肝を外さなかった。2季前の敗戦を最後に、プレーオフを除いたリーグ戦では19連勝。W杯3大会連続出場中のプロップ稲垣は「勝たないと意味がない。『負けから得るものがあった』は好きじゃない」とプライドをにじませた。【松本航】

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