結婚式10日前、特注ドレスのサイズが合わない…… 機転を利かせた“お直し”の工夫に「心から尊敬」「感動」 米

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2024年12月29日 12:25  ねとらぼ

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ジッパーがあがらないスカート部分

 結婚式の10日前にサイズが合わない特注ドレスの修正を依頼されたら? 発想力とテクニックを生かした“お直し”の様子がYouTubeで注目され、記事執筆現在までに4万回以上再生されています。


【画像と動画】見事に“お直し”されたドレスを見る


●結婚式は10日後! サイズが合わないドレスの修正依頼


 動画を投稿したのは、サイズが合わない衣服をフィットさせることを得意としている“裁縫愛好家”MondeさんのYouTubeチャンネル「Monde's Threads」(@MondesThreads)です。


 今回、Mondeさんは結婚式が10日に差し迫っている花嫁から、サイズが合わないドレスの修正依頼を受けたそうです。当初、ドレスが特注であったことから、デザイナーに送って修正してもらったらとアドバイスしましたが、特注先が海外で10日後の結婚式には間に合いそうにないため、Mondeさんが請け負ったといいます。


 依頼されたのは、胸元から腰にかけてグレー系の美しいビーズの刺しゅうがあしらわれているアイボリーのマーメイドドレスです。スカート部分はボリュームのあるフリルが特徴的で、柔らかい素材を重ねた咲き誇る花びらのようなデザインとなっています。


 Mondeさんのもとにやってきた依頼者がドレスをフィッティングすると、スカートのジッパーは上がらず、上半身もほぼ入らない状態でした。


●機転を利かせた“お直し”方法


 ドレスは依頼者の体形よりもかなり小さなサイズになってしまっているため、布が足りない状態ですが、ビース刺しゅうのせいで修正も難しい状態です。そこで、Mondeさんは足りない部分をコルセットのようにして編み上げるという方法を取ることに。背中側の縫い目をリッパーでほどき、縫い代に編み上げるためのリボンを通すループを付けていきます。


 近場には生地屋が2軒しかなく、手持ちの生地を使ったこともあり、継ぎ足した布やひもに若干色味の違いが生まれてしまいましたが、それもラインストーンを付けるというアイデアで乗り切りました。


 修正されたドレスは依頼者に引き渡されました。結婚式では無事、ドレス姿を披露できたそうです。


 なお、今回のサイズ違いは計測単位の変換の問題だったそうで、特注したブランドは後に、ドレスの代金を依頼者に全額返金してくれたとのことです。


●Mondeさんのお直しへの反響


 動画には「よくできました!」「感動しました」「本当に感心」「あなたのスキルと創意工夫を心から尊敬している」「あなたはよくやった、そして彼女は幸せだった」という声が相次いでいました。


画像はYouTubeチャンネル「Monde's Threads」(@MondesThreads)から引用



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