新年を迎えるにあたり、パソコンの周辺機器を一新して、フレッシュな気持ちで仕事や趣味に臨みたいものです。中でも、直接手で触れる入力機器は寿命を迎えやすく、買い替えを検討している人も多いかもしれませんね。
そこで本記事では、筆者が2024年に気になった「パソコン入力機器」を紹介します。
●将来の買い替えを前提とした製品選びがおすすめ
キーボードやマウスは価格の幅が広く、1000円程度から数万円のものまでさまざまです。日常的に手に触れるものであることから、汚れや損傷が避けられないこともあります。そのため、将来的な買い替えを視野に入れて製品を選ぶのがおすすめです。
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機能や性能も重要ですが、将来の買い替えを見越すと、耐久性や価格帯も重要なポイントとなってきます。
●キーボードやマウスの種類を確認
キーボードには、主に「メンブレン」「パンタグラフ」「メカニカル」の3種類のキータイプがあります。「メンブレン」は昔ながらのオーソドックスなタイプで、キーストロークが深めで誰にでも使いやすく、価格もリーズナブルなものがそろっています。
「パンタグラフ」はノートパソコンなどの薄型キーボードに採用されていることが多いため、ノートパソコンのキーに慣れている人におすすめです。一方、「メカニカル」はしっかりとした打鍵感が特徴で、ほかにはない爽快感が得られます。価格は比較的高めです。
ポインティングデバイスは、マウスを選ぶのが一般的ですが、それ以外ではトラックボールがあり、狭いスペースでも操作できるのが特徴の一つ。マウスのように本体を前後左右に動かす必要がないので、使用する場所の素材に気を配る必要もなく、マウスパッドももちろん不要です。
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●2024年に気になったパソコン入力機器:エレコム ワイヤレスフルキーボード TK-FDM063TBK
エレコムの「TK-FDM063TBK」は、キートップをラバードームで支えるメンブレン方式のワイヤレスフルキーボード。コスパが高く買い替えにぴったりです。打鍵しやすい19mmのキーピッチと、日本語108キー配列を採用し、キーストロークは4mmと快適なタイピングが可能です。
無線は2.4GHz帯で安定した通信を実現。1円玉サイズのマイクロレシーバーを備え、ノートパソコンのUSBポートに装着しても邪魔にならず、装着したままでも持ち運べます。
単3形乾電池1本で使用でき、電池の交換時期を通知する電池残量表示ランプを装備。ショッピングサイトでは2000円前後で販売されており、リーズナブルな価格帯も魅力です。
●2024年に気になったパソコン入力機器:エレコム M-XGM10DBECシリーズ
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「M-XGM10DBECシリーズ」は、エレコムのミディアムサイズのワイヤレスマウス。手の形に基づいて生まれたデザインで、手になじむフィット感が特徴。この製品も高コスパで定期的な買い替えにぴったりです。
光学センサー方式のマウスで、小さな凹凸やホコリも正確に光が反射します。分解能は2000カウントで、スムーズでストレスのない操作が可能です。
左右のボタンには、耐久性に優れ、クリック感にも定評のあるOMRON社製スイッチを採用しています。ショッピングサイトでは1000円台から販売中です。
●2024年に気になったパソコン入力機器:ロジクール M575
ロジクールの「M575」は、2010年の発売から長年愛され続けたトラックボール「M570」の後継モデル。2020年に発売されて以降、ロジクールのロングセラー&定番製品となっています。
印象的なフォルムは踏襲しつつ、新たに傾斜角度が付いたスクロールホイールで指を自然な位置に保持します。クリックやスクロールなどの基本的なマウス操作をより快適に行えます。
ロジクール独自のUnifyingUSBとBluetooth、2種類の接続機能を搭載。また、無料ソフトウェア「Logicool Options」を利用すれば、ボタンの割り当てを好きなようにカスタマイズできます。ショッピングサイトでは7000円前後で販売中です。