正月に食べるおせち料理を、今は店などで買う人がほとんどだと思われるが、中には昔のように手作りする人もいるようだ。しかし、その気合の入ったおせち作りに迷惑している人もいるようで……。
ガールズちゃんねるに12月下旬、「母親におせちの手作りを止めさせたい」というトピックが立てられた。
トピ主の母親は毎年、何家族分ものおせちを手作りしている。だが70歳過ぎの母親には重労働だ。そのためか、近年はトピ主や兄嫁も手伝わされるというから困っている様子。
「ここ数年30日に調理から詰めるのも私が手伝い、兄嫁は31日に詰めるのを手伝いに来るのが恒例です」
そのせいで兄嫁は自分の実家に帰れないそうだから、かわいそうな気がする。(文:天音琴葉)
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「皆に期待されてる」と張り切る母親
トピ主自身も「年末年始に旅行に行きたい」というが、手伝うのをやめたら兄嫁にさらに負担がかかるから、踏ん切れないようだ。
「母親は使命感を感じて『皆に期待されてる』と張り切っているのです。(中略)母親の気持ちを傷付けないようにそろそろ終わりにする言い方を悩んでいます」
と結んだトピ主。母のおせち作りのせいで多方面に支障が出ている様子。こういう場合、どうしたらいいだろうか。
「おせち作りは勝手にやらせといて、兄嫁に来なくていいよって言ってあげればいいじゃん」
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というコメントに多数の共感が集まっている。だが手伝いを突然やめるのは兄嫁には勇気がいるだろう。このコメントに対し、
「母親がイヤミ言いそう 〇〇さん手伝いに来なくなったわねぇ 私がこんなに頑張ってるのに…って」
という指摘もある。そうならないよう母親に理由を伝える必要があるだろう。「正直な気持ちを話すしか」「実の母ならはっきり言えばいい」というコメントも共感を集めている。
今後は高級おせちを購入して母親に贈るのもよさそう
母親を傷つけたくないというトピ主には、次のコメントは参考になるかもしれない。
「優しさでおせち作ってるんだろうけど兄嫁実家にかえしてあげるののほうがもっと大事な優しさだよっていう」
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そのあとでトピ主自身も年末年始に旅行したいと前から思っていたと伝えたら、母親はハッと目が覚めるかもしれない。次の問題はどのタイミングで伝えるかだ。おそらくおせちの材料にもこだわっているだろうから、今回の分はもう購入し始めている頃だろう。
「『来年は年末年始旅行に行きたいからおせち手伝いに来られないしうちの分は要らないよ!』って30日にお手伝いに行った時にはっきり言う」
これまでの感謝や労いの言葉も忘れずに。案外、母親のほうも、やめたいと言い出せないでいる可能性もあるかもしれない。1年後の正月には母親に高級おせちをプレゼントするのもいいだろう。
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