マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、今冬の移籍市場での補強を示唆した。29日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
プレミアリーグ第19節が29日に行われ、マンチェスター・シティはレスターと対戦。21分にサヴィーニョの加入後初ゴールで先制すると、74分にはアーリング・ハーランドが追加点を挙げ、2−0で勝利。公式戦6試合ぶりの白星を飾った。
直近の公式戦13試合でわずか1勝(3分け9敗)にとどまっていたなか、久しぶりの白星でプレミアリーグの順位を暫定ながら5位に上げたマンチェスター・シティ。しかし、4連覇中の王者は首位リヴァプールと暫定勝ち点差「14」となっていることから、記録更新となる5連覇は難しい状況となっている。
クラブ通算500試合指揮目という記念すべき一戦で勝利を手にした試合後、グアルディオラ監督は「プレミアリーグ優勝には程遠い。すでにその可能性がないことは認めるが、FAカップやトップ4など他に戦うべきものがある。試合に勝つことはその助けになる」と今季残りの試合に向けて意気込みを口にした。
なお、今季のマンチェスター・シティは長期離脱を余儀なくされているスペイン代表MFロドリをはじめ、守備陣にも負傷者が相次いでいることがチームに大きな影響を与えている。まもなく冬の移籍市場開幕を迎えるなか、グアルディオラ監督は可能な限りで補強に動くことを明かした。
「いくつかのポジションでは助けが必要になっている。全員が一緒にいれば以前のチームに戻れるけど、重要な選手が数週間、数カ月と離脱するととても難しい」
「センターバックはシーズンを通して調子がいいと思っていたけど、苦戦している。守備的ミッドフィルダーとセンターバックには助けが必要だ。でも、市場は市場だ。簡単ではないし、費用もかかるので、クラブが何をできるかを見ていこう」
【ハイライト動画】レスターvsマンチェスター・シティ