趣味の世界に、さらに一歩深く踏み込むためには新しいアイテムをゲットしてみるのもひとつの手です。
ここでは、2025年に向けて注目したいインドア趣味のためのガジェットを3つピックアップして紹介します。
●Amazon「Fire TV Soundbar Plus」
「Fire TV Soundbar Plus」は、Amazonが2024年11月に発売した3.1chのサウンドバーです。
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米国では2023年に2.1chの「Fire TV Soundbar」が発売されていましたが、日本での展開はありませんでした。「Plus」とモデル名に付いてはいますが、国内ではFire TVブランド初のサウンドバーとなります。
公式ストア価格は3万4800円(税込、以下同)で、同梱のHDMIケーブルをテレビのHDMI端子(ARCまたはeARC)に接続するだけというセットアップのシンプルさも魅力。自宅に連携可能なFire TV Stick(第3世代以降)などをすでに設置している人にとって“ちょい足し”するのに魅力的なアイテムです。
仕様に関しては、サブウーファー内蔵はもちろん、サラウンド音声は「Dolby Atmos」と「DTS:X」に対応していることがポイントです。
さらに、音量を上げずに人の声の大きさを5段階で調整できる機能も備えていたり、イコライザーの設定や高音域や低音域の調整を行う機能も備えていたりと音声を細かく調整できます。
こうしたコントロールは付属のリモコンで行うことができ、音量調整はテレビやFire TVのリモコンでも可能です。
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動画コンテンツを楽しむ機会が多い人は、購入して視聴環境を少しリッチにしてみるのも良いかもしれません。
●ロジクール「MX クリエイティブ コンソール」
「MX クリエイティブ コンソール」は、ロジクールが2024年10月に発売したデジ絵や動画編集などに使えるショートカットキーデバイスです。
プロクリエーター向けのいわゆる“左手デバイス”であり、ダイヤルを中心に備えた端末(ダイヤルパッド)と、ショートカットボタンを中心に備えた端末(キーパッド)が分離しているのが特徴です。
ダイヤルパッドを駆使すれば、コンテンツ作成時のパラメータ変更や拡大・縮小操作などを滑らかに行えるほか、キーパッドのショートカットキーの機能割り当てをカスタマイズして、“取り消し”操作などをスムーズに行えます。
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パソコンを使って絵を描いたり動画を編集したりする機会がある場合に、検討してみたくなるデバイスです。
公式ストア価格は3万2780円。「Adobe Creatice Cloud コンプリートプラン」の3カ月版(2万3340円相当)が付帯しており、Adobeの各種プランの契約有無を問わずに利用できることも嬉しいポイントです。
●Ableton「Move」
音楽制作に使われるDAWソフト「Abelton Live」などで知られる「Ableton」が10月に発売したコンパクトな音楽制作ツールです。
スタンドアロンで使えて先述のAbelton Liveとも連携できるので、場所を選ばず作曲のアイデアを形に残すことができます。公式サイト価格は6万9800円です。
パッドを使用してクリップを作成、編集、トリガーして、リズムやサウンドを素早くミックス可能。用意された4つのトラックを「ドラムキット」「サンプラー」「シンセサイザー」として使えるのも特徴です。
内蔵マイクやステレオライン入力を使ってのサンプリングができるほか、内部でのリサンプリングも可能。バッテリーでの連続稼働時間は最大4時間となります。
Abelton Liveを使用している、あるいはこれから使ってみたい――という人におすすめです。